航空保安管制群本部  

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航空保安管制群本部

~パイロットの眼~ 第11飛行教育団 飛行教育群 第2飛行教育隊 川崎3佐


(令和8年8月更新)

 皆様、こんにちは!私は、静浜基地第11飛行教育団において操縦教官をしています。
 当基地は静岡県中部にある焼津市に位置しており、当団はT-7型航空機という単発プロペラ推進の初等練習機を使用し、主に航空自衛隊のパイロットを目指す操縦学生に対する操縦訓練を行っている部隊です。

 訓練は、駿河湾を中心とした訓練空域を主に使用し、課目により静岡市から沼津に至る海岸地域も飛行しますが、この地域は関東方面と東海、関西方面を往来するヘリコプターや小型飛行機等が通過する、航空交通の要所でもあります。
 
 また、静浜基地の管制は、航空保安管制群の部隊である「静浜管制隊」が担っています。空自としては珍しく、進入管制区を有しておらず、飛行場管制業務のみであり、管制用レーダーを有しない航空基地です。
 
 このような環境の中、操縦訓練を始めたばかりの操縦学生にとって、飛行機を飛ばすだけでも大変である中、操縦しながら管制指示や他機情報を聞き、状況を確実に把握することはとても大変なことです。

 飛び始めたばかりの頃は、飛行機の動きもままならず、その上、冗長な発信、言い間違い、他機の交話への割り込み、聞き逃し、聞き間違い、聞けても内容が理解できないなど、管制交話も心もとない状態が生起することがあります。そうしますと、管制交話による航空交通情報の確実な把握と正確な発信が、非常に重要になります。
 そして、それらを補うのは操縦教官の役目ですが、静浜管制隊の皆様も、ゆっくりと分かりやすく交話していただき、パイロット養成の大きな一役を担ってもらっています。
 静浜基地のお近くに来られた際には、是非とも空を見上げていただき、管制交話を行いながら飛行訓練に臨むT-7の姿とコックピット内で奮闘している操縦学生を応援していただけると嬉しいです!

~パイロットの眼~






~パイロットの眼~  第1輸送航空隊 基地業務群飛行場勤務隊 武部3佐


(令和8年7月更新)

 私は、第1輸送航空隊で飛行場勤務隊隊長として勤務しています。操縦者としての初度配置部隊が第1輸送航空隊で、C-130Hの操縦者として今に至ります。
 約30年の飛行経験でヒヤリとしたこともありましたが、管制官の的確な指示、助言等によって幾度となく救われてきました。平素から多大なる飛行支援により安全運航を支えてくださる航空保安管制群の方々に厚く御礼申し上げます。
 今回は、国外運航で経験した「言葉の壁」について述べたいと思います。日本国内の飛行では、管制用語は日本語又は英語を、無線では原則英語を使用するとされていますが、国外運航では英語となります。

 1998年、ホンジュラス共和国のハリケーン被害援助のため、C-130Hが6機派遣され、私も3番機副操縦士として参加しました。現地に到着後、先行した1番機副操縦士から、管制官との意思疎通が円滑にいかず交信を繰り返していると、たまたま同周波数にいた日航機の操縦者が間に入り、スペイン語(ホンジュラスの公用語)を交えつつ交信を援助してもらったと聞き、そのおかげで後続機はスムーズに交信ができたのだと理解しました。
 また、エジプト・アラブ共和国のカイロ国際空港に着陸の際には、管制官の「キャララーン」の意味が理解できず一瞬戸惑っていると、左席機長から「Cleared to land」と教えられたのですが、着陸許可が発出させるタイミングでそれを予測できなかったのは経験不足や緊張もあったのだろうと思います。
 
 日本人にも日本語なまりの英語があるように、各国又は各地域によってもそれぞれ特有の癖やなまりがあります。操縦者としては、分かったふりをせず分かるまで「SAY AGAIN」を繰り返すことが大事ですが、一番大事なことは日々英会話能力を培うことだと感じています。

~パイロットの眼~

   

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