百里管制隊
百里管制隊長 3等空佐 梶原 健太郎
隊長挨拶
ようこそ、百里管制隊ホームページへ。
令和5年3月25日付で百里管制隊長を拝命しました梶原です。
日頃から、航空自衛隊及び百里管制隊に対するご理解とご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。
百里管制隊は、首都圏唯一の戦闘航空団を擁する百里基地に所在しています。また、百里基地は、茨城空港ターミナルと隣接していることから、我々は、百里飛行場を離着陸する自衛隊機、民間航空機や飛行場周辺空域を飛行する航空機に対して、24時間365日、管制業務を行って空の安全を確保しています。
百里管制隊には、管制業務を行う航空管制官のほか、器材を整備する整備員、総務人事員、補給員がおり、隊員が一丸となって任務に邁進しています。
このホームページでは、部隊の行事や隊員の訓練等に邁進する姿などを紹介してまいります。
ぜひご覧ください。
部隊紹介
百里管制隊は、百里飛行場における航空交通管制業務の専任部隊で、昭和40年に創設されました。隊が所在する百里基地は茨城県小美玉市にあり、北に日本3名園の偕楽園、南に国内で2番目に大きい湖霞ケ浦、そして西には1番低い百名山筑波山と、県内の名所に囲まれています。百里基地では、首都圏防空を担う第7航空団と航空救難を担う百里救難隊の所属機が飛行しています。平成22年に滑走路が2本化され、官民共用飛行場として国内外への民間定期便も発着するようになりました。羽田及び成田空港が近く、周辺空域では航空交通が輻輳しています。このような中、我々は日夜、任務を遂行しています。
QCサークル活動

皆さんこんにちは。百里管制隊QCサークルの紹介をいたします。
まず、初めに「QCサークル」について、説明します。
ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、「QCサークル」とは、「第一線で働く従業員が小グループを組み、品質の管理や改善を目的とした活動」です。
自衛隊においても、「QCサークル活動を通じ、業務の効率化や合理化、人材育成、組織改善」を目的として取り組んでいます。
我が百里管制隊では、「広翼龍」(こうよくりゅう)というサークル名で活動しました。
この名称は、参加者3名の名前から取り、「広く大きな翼を持った龍」をイメージして精力的に取り組む決意を表したものです。
令和7年1月28日に開催された第10回航空保安管制群QCサークル発表会に我が広翼龍(こうよくりゅう)が参加しました。
今回、「広翼龍」は「情報共有の円滑化」をテーマに活動しました。
活動成果として、業務内容や作業内容について、誰でも容易に共有できるよう、事務所のホワイトボード、パソコンの共有機能を利用した「情報共有の手順書」を作成し情報共有の円滑化を達成しました。サークルメンバーも一生懸命取り組み、メンバー以外の職場の同僚も協力した結果、みごと「シルバー賞(第2位)」を受賞しました!
これからもこのメンバーで活動する予定でしたが、転勤してしまうサークルメンバーがいるため、残念ながら「広翼龍」は一旦解散となります(泣)
今後新たなメンバーで再結成し、さらに素晴らしい活動ができるように頑張ります。
「We are One Team!」
トピックス
百里管制隊のホームページをご覧の皆さん、こんにちは。
今回はウルトラトレイル・マウントフジを走破したストイックなM2尉を紹介します。
トレランとは、トレイルランニング(Trail Running)の略で、山道や林道など未舗装の道を走るスポーツのことです。ロードランニングとは異なり、自然の中を走るアウトドアスポーツとして人気があります。
『トレランの魅力』
① 自然の中で体を動かすことでのリフレッシュ効果
② アップダウンのコースを走る事での体力向上効果
③ 自分の体力や技術の限界に挑戦することでの達成感
トレラン大会は国内で年間380以上開催され、その最高峰に君臨するのが富士山をぐるりと1周するMt.FUJI100(マウントフジ100)です。
2012年に初回大会が開催され、今年は13回目の開催になり、制限時間46時間以内に170.3kmを駆け抜ける壮大なレースです。そんなM2尉は自衛隊の任務に応じられる体力向上のため毎週末「そこに山があるから」をモットーに筑波山を走破しています。これからもM2尉と百里管制隊の応援をどうぞよろしくお願いいたします。
