隊員の訓練風景

今回は、新人達の登竜門「OR検定」のお話です。
OR検定とは、新人達が通る最初の関門であり、関連規則や手順など、業務に必要な知識、技能を問われる最初の検定です。
これを通過できなければ『一人前の飛行管理員』とは呼べません!
今回、紹介するのは、OR検定に向けて訓練をしている、昨年入隊した2名の隊員です。
現在、OR取得のため、最後の追い込み中です。特に関係規則等の知識が問われる筆記・口述試験に備えるため、頑張っています。業務に必要な知識はとても多く、覚えるのは大変ですが、解らないところは自身で調べたり先輩に聞いたりしながら、業務の合間だったり、仕事が終わってからも熱心に勉強しています。
そんな彼らが少しでも早く一人前になれるよう筆者を含め、全力でサポートしていきたいと思います。
結果について近日掲載予定です。乞うご期待!
注:OR(Operation Readinessの略。)和訳は、行動可能態勢で、任務に従事することが出来る技量等を保有している証明のようなもの。


OR検定に合格するために、訓練する2名の隊員!
トピックス
1 准曹新先任交代
2 今月の推し隊員(たい)んじゃっ!
3 カエルンジャー

本土では、牡丹が咲き誇り、沖縄では入梅が近い季節、那覇管制隊では、准曹士先任(じゅんそうしせんにん)交代行事を行いました。


そこで、今まで尽力してくださった仙人とこれから活躍してくださる仙人にインタビューを行いました。

Q.那覇管制隊で准曹士先任を経験してどうでしたか?
A.那覇勤務中は、周囲の方々に恵まれていたと感謝しています。那覇管制隊は、皆が同じ方向を向いて一丸となって具現することができる理想な部隊であり、他人が他人を思いやれる暖かい素敵な部隊でした。このような部隊において先任として勤務させて頂いたことは幸せでした。
Q.那覇管制隊を一言で表すと?
A.太陽(てぃーだ)みたいに暖かい部隊です。コロナが落ち着いたら、色んな方に出張等でお越し頂けたら幸いです。
Q.那覇管制隊の第一印象を教えてください
A.雰囲気が良く、隊員が明るい部隊に感じました。
Q.先任としての意気込みを聞かせてください。
A.今まで経験してきた事で役に立つ事があれば空曹士へ伝えていきたい!
2名ともインタビューに答えてくださり、ありがとうございます。
これからの活躍を期待しています!


第12回目の『推し隊員じゃ!』 は、准曹士先任交代式を終え、那覇管制隊の准曹士先任注に就任した隊員をご紹介します!
好きな言葉は「不撓不屈」とのこと。大変自衛官らしいですね!

※撮影のため一時的にマスクを外してます。
1沖縄の推しポイントは?
綺麗な海かな。まだ海に行けてないけど・・・笑
2那覇管制隊の印象は?
若い隊員が多くて元気があるなあ。良い部隊だなあと感じた!
3ストレス解消法は?
1.運動! 2.よく寝る! 3.カラオケ!
4自分の推しポイントは?
あまりくよくよしないことかな。
基本『ノー天気』です笑
5今後の抱負は?
曹士隊員の幸せのため全力を尽くします。
今後ともどうぞよろしくネ!
注:准曹士先任・・・隊長の補佐及び曹士隊員のまとめ役。

突然ですが質問です!
「人生で初めての高い買い物」は何でしたか? 時計?婚約指輪?それとも家でしょうか。
私は、「車(自動車)」です!
今回は、車を購入する際に行っている指導について紹介します。
まずは、大切な「お金」の指導です。自衛官は、勤務年数と階級に応じた毎月の給料と、年に2回のボーナスが収入となります。車を購入する場合、貯蓄額、購入経費、整備費用及び任意保険料など、車を購入及び維持するために必要な経費全般を確認し、返済計画(ローン購入時)を含め、毎月の収支に無理がないかどうか指導しています。
次に、「業務進捗」の指導です。入隊直後は、自衛官として基礎を固め、能力を向上させる大切な時期です。「一人前の自衛官」になることが最優先となりますので、業務に関する資格取得が遅れる場合などには、車の購入について再検討するよう指導することもあります。
最後に、「運転技量」の指導です。若い隊員は、慣れない土地で久しぶりに運転する者が殆どです。そのため、先輩隊員が同乗して運転技量を確認しつつ、周辺道路の危険個所についてアドバイスをします。「ちょっと危険だな。」と判断した場合は、基地内で練習させたり、行動範囲を限定したりすることもあります。
その他に細かい指導はありますが、那覇管制隊では、大まかには以上のとおりです(部隊によって指導内容が多少変わります。)。
「面倒くさそうだな・・・。」と思われたかもしれませんが、事故を起こさず、職務に専念するために必要な指導です。
ここで、最近、若い隊員が購入した車を参考に紹介したいと思います!

即応態勢を保持するため、自衛官は、許可された者を除き、基地内に居住する義務があります。今回紹介した若い隊員は、全員基地内の内務班(規律ある寮のようなもの)に居住しています。先輩も含め、3~4人部屋での生活です。様々な制限もありますが、その分、食事に係る費用を免除される等、身分が保証されています。倹約に心がけ、計画的に金銭管理を行えば、安定して貯蓄することが可能です。自衛隊の魅力の一つとして、是非参考にして下さい。
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