新田原管制隊
新田原管制隊長 2等空佐 梶原 康次
隊長挨拶
新田原管制隊のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
令和7年4月15日付で着任した梶原です。
再び新田原管制隊で勤務できることを嬉しく思っております。初心に立ち返り、隊員一丸となって、誠実に任務に邁進してまいります。
引き続き、新田原管制隊に対するご支援及びご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
部隊紹介
新田原(にゅうたばる)管制隊は、昭和32年(1957年)12月に編成され、管制塔で行う飛行場管制業務とレーダーによる着陸誘導管制業務を行っています。新田原飛行場周辺の空域(進入管制区)におけるターミナル・レーダー管制業務は、国土交通省の鹿児島空港事務所によって行われています。このため、新田原管制隊は、鹿児島空港事務所との緊密な調整のもと、防空、F-15戦闘機の飛行教育及び航空救難を任務とする基地所属機をはじめ、飛行場周辺を飛行する航空機の安全確保と効率的な運航に努めています。また、対領空侵犯措置(ホット・スクランブル)や救難機の災害派遣等に対応するため、管制官・整備員(レーダー、無線)ともに24時間態勢で備えています。余暇活動も充実しており、ゴルフやサーフィン、釣り、ロードバイク等で、温暖で自然豊かな宮崎を楽しむことができます。
隊員の訓練風景
皆さん、こんにちは。本HPをご覧いただきありがとうございます。今回は、航空管制官が実施した「同乗飛行訓練」について紹介します。「同乗飛行訓練」とは、航空管制官が実際に自衛隊機又は定期運航する民間航空機等に同乗し、パイロットの操作、機体の動き及び機内の勤務環境等を学ぶための訓練です。航空管制官は普段、パイロットと無線機だけを通じてコミュニケーションを取らなければならないため、パイロットが無線交信以外にどのような業務を行っているかを理解するということは、安全で円滑な航空管制業務を行うため、非常に重要です。
今回は、航空自衛隊の飛行点検機であるU-680Aに同乗して訓練を行いました。訓練参加者全員が、初めての同乗飛行訓練だったため、風の影響による機体の揺れや高度変化に伴う上昇下降及び旋回によって体調に変化が表れ、顔色が青ざめる訓練参加者も見受けられました。
この訓練を通して、パイロットは飛行中、常に周囲の状況を確認しながら、無線機でのやり取りや飛行経路の確認、航空機の操縦など、複数の業務を高い精度で処理していることを学ぶことができました。今後の航空管制業務において、この経験を活かし、より安全で円滑な航空管制業務を目指して取り組んでいきたいと思います。

窓からの景色

着陸後の記念撮影
トピックス
皆さん、こんにちは。本HPをご覧頂きありがとうございます。
今回は、先日行われた「服装容儀点検」の様子をご紹介します。
自衛官は、正しく制服等を着用し、自衛隊員としての規律と品位を保つように努めなければなりません。そのため、「服装容儀点検」は自衛官としての基本である服装着用要領がきちんと守られているかを確認するために実施しています。
当日は、点検前にお互いの制服着用要領が正しいか確認しあったりして、万全の準備をします。本番では、真剣な眼差しで自衛官として気迫ある態度、姿勢で確認を受けていました。普段から服装容儀に気を付けて業務することは当然ではありますが、このように定期的に点検を実施することにより、自衛官としての心構えを再認識し、日々の業務に邁進しております。
今後も新田原管制隊は、常に自衛官としての心構えを保持し、更に精強な部隊となるよう尽力していきます。We are One Team!


服装容儀点検の様子