三沢管制隊  

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三沢管制隊

三沢管制隊長

三沢管制隊 2等空佐 円田 孝志

隊長挨拶

三沢管制隊のホームページへようこそ。隊長の円田2佐です。
三沢管制隊は、自衛隊、米軍、そして民間航空会社が運航する三沢飛行場において、航空自衛隊の任務遂行と周辺空域における安全確保のため、航空交通管制業務の実施と航空保安管制機材の保守整備を実施する部隊です。
このホームページでは、任務遂行に励む隊員の姿や管制隊の活動について紹介していきます。
ぜひご覧ください。

  

部隊紹介

  

三沢管制隊は、三沢飛行場に離着陸する全ての航空機(自衛隊機、米軍機、民間機)及び周辺を飛行する航空機の安全及び円滑な運航を確保するため、管制塔やレーダー管制施設において、航空交通管制業務(空の交通整理)を行うとともに、装備品の保守整備を行っています。三沢管制隊が実施している業務は以下のとおりです。

・三沢飛行場を離着陸する航空機に対する飛行場管制業務、着陸誘導管制業務、進入管制業務及びターミナル・レーダー業務

・八戸飛行場及び大湊飛行場を離着陸する航空機に対する進入管制業務及びターミナル・レーダー管制業務

・三沢ターミナル・コントロール・エリア内のVFR機に対するTCAアドバイザリー業務

・空港監視レーダー、空港面探知レーダー、精測レーダーなどの保守整備

夏の山背、冬の積雪など青森県三八上北地方の厳しい気象条件の中、管制員は常に細心の注意を払って空の安全確保に努めています。


隊員の訓練風景

みなさん、こんにちは。
私は、管制塔で働く「飛行場管制業務」の資格に続き、令和6年12月に「着陸誘導管制業務」という航空管制官として必要な2つ目の国家資格を取得しました。今回は、みなさんに私の仕事を紹介させていただきます。
はじめに、着陸誘導管制業務とは、夜や天気が悪い時に着陸する航空機に対して安全に着陸できるよう、滑走路に接地する直前まで航空機の進行方向や高度をレーダーにより誘導する業務です。
着陸誘導管制業務は、「捜索レーダー進入」と「精測レーダー進入」に区分されますが、いずれの進入方法も飛行場に着陸する航空機を滑走路に接地する直前まで誘導する業務であって、極めて高い技術が求められます。特に、精測レーダー進入については、着陸する滑走路への安全な降下角を示す「線(グライドパス)」及び着陸する滑走路の中心を延長した「線(コース)」、この2本の線に進入してくる航空機がぴったり乗るよう、正確に誘導する必要があります。上空にいる航空機は風の影響を受けるため、レーダーに映る航空機の動きをよく見て、1度単位で磁針路を指示しなければなりません。
この様に、着陸誘導管制業務は、とても難しく、上手に誘導できない時には悔しい思いもしましたが、着陸したパイロットから「Good control!」と言われた時は達成感を感じ、やりがいのある業務だと思っています。
私は、現在「ターミナル・レーダー管制業務」という最後の資格を得るため、訓練に励んでいます。これまで以上の努力が必要ですが、負けずに取り組んでいこうと思っています。応援のほどよろしくお願いいたします!

訓練風景




トピックス

小集団活動(ウインタースポーツ)

みなさんこんにちは!今月は三沢管制隊における小集団活動を紹介したいと思います。
三沢基地は青森県に所在しており、八甲田山系等、周辺にゲレンデが豊富にあります。そのため、ウインタースポーツを趣味とする隊員が多くいます。先日、三沢基地から車で1時間半の距離にある、奥中山高原スキー場へ総勢15名でスキー&スノーボードに行ってきました。
当日は雪のコンディションも最高で、朝一で行ったグループはふかふかのパウダースノーを楽しむことができ、人生初のスノーボードに疲労困憊になる者、新たな技の練習に励む者、それぞれ思い思いに滑りを楽しみました。
毎年冬になると、除雪や冬用タイヤ、スノーワイパー等冬の装備が必要なため、面倒なことはありますが、ウインタースポーツを手軽に楽しめるこの環境を、隊員みんなで楽しんでいきたいと思います!!

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