三沢管制隊
三沢管制隊 2等空佐 円田 孝志
隊長挨拶
三沢管制隊のホームページへようこそ。隊長の円田2佐です。
三沢管制隊は、自衛隊、米軍、そして民間航空会社が運航する三沢飛行場において、航空自衛隊の任務遂行と周辺空域における安全確保のため、航空交通管制業務の実施と航空保安管制機材の保守整備を実施する部隊です。
このホームページでは、任務遂行に励む隊員の姿や管制隊の活動について紹介していきます。
ぜひご覧ください。
部隊紹介
三沢管制隊は、三沢飛行場に離着陸する全ての航空機(自衛隊機、米軍機、民間機)及び周辺を飛行する航空機の安全及び円滑な運航を確保するため、管制塔やレーダー管制施設において、航空交通管制業務(空の交通整理)を行うとともに、装備品の保守整備を行っています。三沢管制隊が実施している業務は以下のとおりです。
・三沢飛行場を離着陸する航空機に対する飛行場管制業務、着陸誘導管制業務、進入管制業務及びターミナル・レーダー業務
・八戸飛行場及び大湊飛行場を離着陸する航空機に対する進入管制業務及びターミナル・レーダー管制業務
・三沢ターミナル・コントロール・エリア内のVFR機に対するTCAアドバイザリー業務
・空港監視レーダー、空港面探知レーダー、精測レーダーなどの保守整備
夏の山背、冬の積雪など青森県三八上北地方の厳しい気象条件の中、管制員は常に細心の注意を払って空の安全確保に努めています。
隊員の訓練風景
皆さん、こんにちは。私は、令和4年8月に三沢管制隊に配属され、現在は飛行場管制の資格取得の訓練生として先輩方のご指導の下、日々訓練と勉強に励んでいます。
三沢管飛行場は日米共用飛行場であり、自衛隊機、民間航空機そして米軍機が運航している飛行場です。私は英語が得意なものの、初めは米軍パイロットが何を言っているのか全く聞き取れませんでしたが、訓練を重ねていくうちに少しずつ聞き取れるようになってきました。また、規則も日米の両方がありますが毎日コツコツ覚えています。
まだまだ分からない事が多いですが、たくさんの事を経験していき、いち早く一人前の管制官になれるよう同期と切磋琢磨しながら頑張りたいと思います。


トピックス
三沢管制隊家族見学会
本年度も三沢管制隊家族見学会が開催され、猛暑の中ではありましたが多くの隊員の家族、親戚、知人が三沢管制隊を訪れました。
三沢管制隊が行った家族見学会の主な内容は、自隊で作成した短編映画の上映、管制隊施設見学、航空管制のシミュレーター体験、偵察航空隊見学、隊員食堂喫食体験(音楽隊の演奏付き)など盛り沢山でした。隊員家族から大変ご好評いただき、本家族見学会は大成功を収めたといっても過言ではないでしょうか。
この見学会を通じて私が感じたことは、隊員家族は、その隊員がどんな職場環境で仕事をしているのかについて、とても興味を持っているため、私達は広報の観点からみても、このような機会を提供していく必要があるということです。このような活動を隊員家族に留まることなく、広報活動を推進していくためにも今後も試行錯誤しながら、基地と連携して活動していきたいと思います。
