小松管制隊
小松管制隊長 2等空佐 中島 圭亮
隊長挨拶
小松管制隊ホームページにようこそ。隊長の中島です。
日頃から、航空自衛隊及び小松管制隊に対するご理解とご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。
小松管制隊は、小松基地(石川県小松市)に所在しており、小松飛行場を離着陸する自衛隊機及び民間航空機並びに周辺空域を飛行する航空機に対して、航空交通管制業務を実施するとともに保有機器の保守整備を実施しています。
このホームページでは、切磋琢磨しあって日々の職務に邁進する隊員の姿など紹介して参ります。是非ご覧ください。
部隊紹介
小松飛行場は、北陸の空の玄関口である小松空港に発着する民航各社の定期便に加え、主として小松基地の戦闘機や救難機が、24時間態勢で対処する領空侵犯措置(ホットスクランブル)や災害派遣に備え、日々厳しい飛行訓練を行っています。これら全ての航空機の運航が、安全かつ効率的に行われるよう管制塔やレーダー管制施設から無線で指示を出すのが、私たち小松管制隊の任務です。特に冬の間は、連日のように激しい雷や雪に見舞われるため、雷電観測データと最新の管制レーダーの降水域画像を見比べながら、雷に遭遇させない経路を選定しつつ誘導を行っています。若く元気な隊員が多く、活気にあふれる小松管制隊をよろしくお願い申し上げます。
隊員の訓練風景
「小牧管制隊での現地訓練」について
愛知県小牧基地に所在する小牧管制隊は、飛行場管制業務(管制塔で行う業務)の訓練装置(シミュレーター)を保有する数少ない部隊です。
近日、小松管制隊にも本シミュレーター装置が納入される予定であり、この度、納入に向けた準備を実施して参りました。
操作要領の慣熟のほか、実際の業務に近い環境(交通状況等)で訓練が開始できるように、小松飛行場で運用する航空機やその飛行経路等をシミュレーター装置に入力する作業をしました。
今後は、管制現場による実地訓練だけによらず、本シミュレーターを活用することにより、効率的に管制官を育成することができるようになります。
トピックス
「小松基地航空祭」について
9月23日に行われた小松基地航空祭において、管制塔見学会を開催し、応募倍率約10倍の中から抽選で選ばれた約90名の方々と能登半島地震被災地の小中学生合わせて約150名の方々を管制塔にご案内しました。
見学者からは、管制塔からの眺望に驚かれる様子や実際に管制官とパイロットの交信を間近で聞きながら、航空機が離着陸する様子を目の前にし、感激の声を沢山いただきました。
多くの方々に笑顔で帰っていただくことができ、とても嬉しく、充実感を感じた1日でした。
来年も沢山の笑顔に出会えるよう準備していきたいと思います。