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感 染 症 内 科

 

感染症内科の紹介

 感染症内科では感染症にまつわる全てを扱います。
 「万病の元」と言われる風邪も感染症であり、よくある下痢もそのほとんどが感染症です。
 
 結核やエイズも感染症であり、マラリアやデング熱、ジカ熱も感染症です。
 最近ではピロリ菌やパピローマウイルスなど、癌の原因となる感染症があることもわかっています。

 また感染症によくある症状である発熱や下痢、あるいは梅毒などの性感染症が疑われるような皮膚病変まで、その時点では感染症かどうかわからない症状にも幅広く対応します

 

 

感染症内科の特徴

・ 感染症のみにとらわれることなく、患者さんに起こっている全ての問題を解決することをゴールに、必要であれば専門各科と協力して診察を行います。

・ 重症感染症、敗血症、HIV感染症、性感染症、マラリアやデング熱などの輸入感染症、結核など専門性の高い感染症診療を実施します。

・ 感染症は全ての診療科の入院患者さんに常に合併しうる疾患であり、各科主治医と緊密に連携をしてあらゆる科の入院患者の感染症診療に携わります。

・ 院内に感染症病床を備え、感染症病床内には空気感染する感染症に対応可能な陰圧室が2室備えられています。感染症患者の看護に豊富な知識と経験を持つ看護師と共に診療にあたります。

・ 自衛隊病院としての特色から、若年者の多い部隊で流行を起こしうる感染症(インフルエンザ、麻疹、風疹、百日咳など)から梅毒やHIV感染症などの性感染症、海外活動において脅威となるマラリアやデング熱などの輸入感染症を得意分野としています。

・ 自衛隊の国際貢献活動や海外訓練などへの部隊派遣に対して感染症対策指導や感染症患者発生時の治療後送等に主体的に関わります。

・ 自衛隊の防衛駐在官(駐在武官)や留学者など、海外赴任者とその家族のニーズに応えるべく、人の移動に伴う健康問題を扱う渡航医学外来も担当しています(渡航医学外来は現在は防衛省職員とそ家族のみが対象です)。