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呼 吸 器 内 科

 

呼吸器内科の紹介

 当科ホームページを閲覧いただき、ありがとうございます。  
 
 咳や痰のお悩み、呼吸器症状を伴う発熱、呼吸が苦しい、胸のレントゲンで影があるといわれた…、当科の外来にはこのような問題でお見えになる方が多くいらっしゃいます。
 
 レントゲンやCTで「何か異常がある」と伝えますと、多くの方が「結核ですか?肺癌ですか?」とお話されますが、皆様は他の病名が頭に浮かぶでしょうか?
 当科疾患の特徴は、腫瘍、感染症、アレルギー等、さまざまな疾患が存在することです。さらに、直接は肺の病気でなくとも、他の場所あるいは全身の病気(心疾患、肝疾患、腎疾患、神経疾患、癌、感染症、膠原病等)の一部として呼吸器に現れることも多く見られます。
 まれな疾患を除外して日常臨床に遭遇する病気に絞っても、考える必要のある(あるいは否定することのできない)病気の数が多いことが特徴といえます。
 
 また、採血検査等と異なり、レントゲンやCT等の画像は数値で表現されにくいために流れ作業にすることも困難です。説明を聞いている側にとってもなんだか歯切れが悪く聞こえるでしょう。
 そのために、細かな問診や診察を足がかりとして診療していますが、結果として診断に至るまでに時間を要したり、全身を検索したり、時には診断を見直したりします。
 このように、長くお付き合いいただいたり回り道になってしまったりすることもありますが、皆様とご相談しながらよりよい道を歩めればと考えております。


 

取扱う主な病気

・ 感染症(肺炎、肺化膿症、膿胸、肺結核、非結核性抗酸菌症、胸膜炎等)
・ 腫瘍性疾患(肺癌、縦隔腫瘍等)
・ 気管支喘息
・ COPD
・ びまん性肺疾患(間質性肺炎、サルコイドーシス等)
・ 気胸