泌　尿　器　科

　

泌尿器科の診療内容

　当科では、副腎疾患、泌尿器科悪性腫瘍（腎癌、腎盂癌、尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣腫瘍）、良性前立腺疾患（特に前立腺肥大症）、排尿異常（過活動膀胱、尿失禁等）、尿路結石、尿路感染症などの泌尿器科疾患全般にわたって診療を行っております。
　男性の排尿障害で最も多い疾患は、前立腺肥大症です。薬物治療を中心とした治療を行っています。
　排尿障害の程度、前立腺の大きさや年齢などを総合的に判断して、手術が症状をより改善すると考えられる場合は、内視鏡手術をお勧めしています。
　前立腺癌が疑われた場合は前立腺生検をお勧めしております。前立腺癌の治療には、手術、放射線治療、内分泌治療等があります。
　病気の状態や治療についてご説明させていただき、年齢や家庭環境に合った治療を選択していただいております。
　当院では、強度変調放射線治療（IMRT）ができます。
膀胱や直腸など周囲臓器への障害を軽減しながら、より強い放射線を前立腺に照射することが可能になりました。
　女性でよくみられる疾患に過活動膀胱、尿失禁があります。薬物療法と骨盤底筋体操を中心とした行動療法を中心に治療させていただいております。 腎癌や副腎腫瘍などの腎・副腎疾患の手術は、条件に合えば、腹腔鏡手術を行います。
　尿路結石に関しては体外衝撃波治療を中心に治療を行ない、体外衝撃波で治療効果が十分でなかった患者さんに対してはレーザを用いた内視鏡手術を積極的に行っております。

外来予定表（午前中のみ）

※　初診時には尿検査をお願いしております。受付時間は11時30分までとなっておりますが、尿検査の結果を参考にしながら診療させて頂いておりますことから、初診の場合は11時までに受付をお願いいたします。

スタッフ紹介

　常勤医官５名（日本泌尿器学会指導医２名、専門医３名）、兼務医官３名、非常勤医師１名の計９名で診療を行っております。

常勤医官


支援医官


非常勤医官

主な手術件数　　（国家公務員共済組合連合会三宿病院での手術件数を含む。）

※括弧内は腹腔鏡手術の件数