小銃てき弾と手りゅう弾。
どちらも隊員が使用する基本的な弾薬で、知らないわけにはいきません。
本教育期間中に習熟するほど何度も訓練できませんが、てき弾に関してはこれまでの射撃訓練と要領はさほど変わりませんし、投てきは投げるだけなので十分な予習をすれば習得はできます。
実は彼らは戦闘訓練の待ち時間に今回の射撃と投てきの予習をしていたので、準備は万端です。
訓練用とはいえ弾薬を使用するので、事前の説明・展示はもちろん、いつも以上に厳しい安全管理が必要です。
まず、てき弾射撃。この弾薬を何のどこに向けて狙うのかを図をもって説明を受けたのち、擬製弾による事前の射撃予習をしました。
そして、特に注意すべき事項の徹底と班長たちの展示を見たら…
実射開始です!
みんな初めての割には的に当ててたらしいですよ
(^^)
あ、実は私はこの日、私自身の訓練がありまして、代わりにGUCCHI曹長に取材をお願いしたので、結果を知らないんですよね
f(^^;
でもうまく射撃できていたと聞いています。
GUCCHI曹長が取材した自候生たちの感想です。
「普通弾と比べてかなり反動があって驚いた。」
「重たくて射撃姿勢をとるのに苦労した。」
「照準が難しかった。」
続いて手りゅう弾投てきです
( ゚o゚)ノ ⌒゚
まずは班長のカッコいい展示から。
うん(^o^)すばらしいですね!
投げてすかさず伏せる!基本がなっています。
では自候生たちの番ですね。
先に彼らの感想から。
「こわかった。」
「重たくて遠くに投げられなかった。」
これらを踏まえて写真をご覧ください。
最後はみんなで投げた手りゅう弾などを回収して撤収しました。
感想の理由、わかりますか?
手りゅう弾のイメージは、映画などでご覧になったことがあるならそれで大丈夫です。
怖いですよね(-_-;)
これにかぎりませんが…だからこそ、私たちは安全管理には徹底して厳しいのです。
ちなみにこれは訓練用なので、写真の通り、はた目には白い煙が出るだけです。
さらりと終わった二つの訓練。
初めての訓練課目でもさらりと終われるほど彼らの自衛官として必要な素養が出来上がってきているということですね。
そして今日はスムーズに終わらなければならなかったのです。
明日はいよいよ25km行進訓練なのですから!!
このあと彼らは、班長たちの厳しい事前点検を受けることになるのですが、その様子は次回「完歩!25km行進訓練」でお伝えします!
ではまた、すぐに! <(^o^)