中高生記者谷風さんに、防衛大学校 嶋田学生にインタビュー後、記事を書いていただきました。
谷風 輝さん(中学3年生) 取材時
防大でがんばりたい! 幹部陸上自衛官を目指したい!
趣味はウォーキング、調べものです!
自分が防大生にインタビューした感想は、凄く落ち着いていらっしゃるなというものです。防大の厳しさや様々な経験によるものかな、と思いました。
防大で楽しいときは学生舎生活や様々な行事で、同期や先輩、後輩と協力し合うことらしく、さすが防大と感じました。防大で厳しい点、防大で意外だった点として教わった規則の厳しさ、またそれからくる助け合い・思いやりの精神などから日ごろから協力・切磋琢磨することで鍛えられてるのだなと思いました。
防大では通常の期間と訓練期間の2通りの平日があり、通常は6時にラッパで起床し通常の大学と同じように授業を受けた後、校友会(運動部に全員入らなければならない)で活動し自習、午後10:30に消灯らしく、なかなか厳しそうだなと思いました。特に校友会の練習が時間的にも大変らしく気が抜けないとお聞きしました。また、日々の生活のリズムが一定なので惰性にならないようにしっかりしなければならないということもお聞きしました。
訓練期間中は、陸要員なら銃の整備など、空要員ならグライダーの訓練、海要員なら水泳などそれぞれ専門的な訓練を行うらしく防大らしいなと思いました。
防大に入る前は普通の中高生だったということもお聞きし、防大に入って気づかいやリーダーシップなどを身に付けることができたとお聞きしました。これには防大で様々なチャンスが得られる(学生隊の役職や、海外の士官学校への留学など)点や、正しい考え方を学生舎生活や厳しい規則を通して得られるということも関係しているのかな?と思います。海外留学(米陸軍士官学校)の間に、日本の考え方を客観視したり、より海外への知見を増やしたりと貴重な経験になったとお聞きしました。これに関しても機会をきちんと活かすか活かさないかは自分との戦いで、能動的な部分も変化させることができるのが防大なんだなと思いました。
防大周辺には観音崎公園から海を眺めたり横須賀の市街地や少し足を延ばせば東京へ行けたりとリラックスできる環境が整っており、オンとオフをきちんと切り替えられるともお聞きし、勉強にも学生舎生活ならではのストレスにもきちんと対応できるんだなと思いました。
今回取材させていただいた嶋田学生は将来たとえ大変なことでもしっかりと成し遂げることができる幹部自衛官になりたいとおっしゃっておられ、そのために日頃から気づかいや行動をきちんとしておくように心がけているとお聞きしました。自衛隊のリーダー・指揮官としての理想の自衛官像、さすがだなと思うと共に、自分も将来の夢に向かって頑張らないとと思いました。
嶋田学生さん、ありがとうございました。
谷風さん、普段聞けないような防大生の考え方にまで及ぶ質問をありがとうございました。
インタビューを受けた学生から!
防衛大学校 学生
嶋田 透哉
私は、福井県立藤島高等学校を卒業後防衛大学校に入校し、現在3学年です。専攻は地球海洋学科、要員は陸上要員、校友会はバスケットボール部に所属しています。
防衛大学校は将来の幹部自衛官となるべき者を教育訓練することを目的とした学校であり、日々ほかの学生と共に勉学などに励み、充実した日々を過ごしています。小中高生の皆さんもぜひ、将来の進路の選択肢の一つとして考えてみて下さい。
学生の所属・学年などは取材時のものです。
最後まで見ていただきありがとうございました!