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土木建築

秋田救難隊 3等空曹 佐藤 郁民


航空自衛隊の施設関連特技は、航空自衛隊が保有する航空機、車両、装備品等を24時間運用するための施設等の維持管理、補修を行うのに必要不可欠な特技です。その中で土木建築員は、航空自衛隊のほぼ全ての基地に配置され、建物等の維持補修を主たる任務とし、測量、設計見積もり及び工事監督を実施しています。また、冬季においては、施設車両を操縦し、基地内道路や飛行場の除雪を実施します。
そのため、基地内に勤務する隊員と接する機会が多いのも、土木建築員という職種の特徴の一つです。
土木建築員は建設関係の未経験者でも知識と技術を基礎から学ぶことができ、大型自動車、大型特殊自動車操縦免許等の国家資格も多く取得できます。




Q.土木建築員になろうと思ったきっかけ教えてください。

A.私は、入隊してから「土木建築」という職種を知り、施設器材を使用した土木作業や建物等の製図に興味があり、「土木建築」を希望しました。


Q.土木建築員として勤務する中でどういうところにやりがいを感じますか?

A.舗装作業や建物等の改修工事等により、老朽化した道路や建物等の状況が改善されるなど、自分が担当した仕事が隊員の生活環境や勤務環境に直に反映される点にやりがいを感じます。また、冬季においては、飛行場地区の除雪作業により、少しでも飛行運用の確保に携われることにやりがいを感じます。


Q.土木建築員として勤務する上で大変だと感じることはありますか?

A.当初は、器材操作を覚えることに苦労しましたが、先輩隊員の優しい指導により段階的に操作技術を習得できるため大変だと感じることはありません。


Q.今後の目標を教えてください

A.今後も引き続き、安定した部隊運用に貢献するため、各種施設の維持補修に万全を尽くしていきたいです。