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操縦(UH-60J)

百里救難隊 2等空尉 中西 昭博

 

   航空救難団にはUH-60J救難ヘリコプターが配備されており、自衛隊航空機の搭乗員の捜索救助を行う航空救難、海難事故や山岳事故等に対する災害派遣などを行っています。
   通常UH-60J救難ヘリコプターとU-125A救難捜索機はペアで活動します。速度の速いU-125Aが救難現場に急行し要救助者を捜索・発見し、そこにUH-60Jを誘導して救助活動を行います。
   このUH-60Jを操縦するのがヘリコプターパイロットです。航空自衛隊のパイロットになるには、高校卒業後に受験することができる航空学生、防衛大学校の飛行要員、一般大学等卒業後に受験することができる一般幹部候補生の飛行要員の3つの道があります。
   さらに、救難機(UH-60J)のパイロットになるためには、基本的な操縦課程を経てウィングマークを取得後に、救難操縦(UH-60J)課程を卒業する必要があります。





Q.パイロットになろうと思ったきっかけを教えてください。

A.中学生の頃に初めて飛行機に乗り、空を飛ぶことに感動を得たのがきっかけです。



Q.自衛隊のパイロットになるために、学生時代に努力したことがあれば教えて下さい。

A.視力が悪いので、悪化しないように視力回復トレーニングを行いました。



Q.パイロットになって思い出に残っていることはありますか。

A.ウイングマークを取得するための試験に合格した時のフライトです。ウイングマーク取得するために数年間頑張ってきたので、とても嬉しく感じたのを覚えています。



Q.パイロットになって良かったと思うことがあれば教えてください。

A.人命救助という任務に就けるということです。台風で孤立した住民の方々を安全な場所まで搬送するという任務を達成した時は、救難のパイロットをやっていて良かったなと感じました。



Q.今後の目標を教えてください。

A.機長になることです。今は、副操縦士として日々、飛行訓練をしています。機長として任務に行き、安全に任務を完遂して無事に帰ってくるパイロットになることが今の目標です。