令和7年12月18日(木)、内閣府において、当センターの森竹2佐が、国際平和協力本部長表彰を受けました。
森竹2佐は、多国籍部隊・監視団(MFO:Multinational Force and Observers)司令部の連絡調整部副部長として、令和6年5月から令和7年5月までの間、エジプトのシナイ半島に派遣され、日本を含む14か国から派遣された隊員とともに、任務にあたりました。
受章の様子
集合写真
令和7年10月28日(火)から11月25日(火)までの間、国際平和協力センター研究員 石怩R陸佐は、ケニア共和国の首都ナイロビに所在するケニア平和支援訓練センターにおいて実施されたUNSOC (国際連合幕僚課程)に教官として参加しました。
本課程は、国連PKOミッションにおける司令部要員の候補者等に対し、国連PKO司令部の幕僚活動について理解させ、派遣準備の資とすることを目的とした課程です。
石怩R陸佐はケニア平和維特訓練センター等との教官交流の一環として、約3週間の教育に教官として本コースに参加しました。石怩R陸佐は、任務特有の法的枠組みや任務経験に関する講義を受け持つとともに、机上演習では小グループの担当教官となり、シナリオに基づく指導を行いました。
任務特有の法的枠組みに関する講義の様子
担当したグループワークの様子
集合写真
令和7年11月10日(月)から11月14日(金)までの間、国際平和協力センター長 渡邉 邦嘉 1等陸佐以下当センター職員3名は、イタリア共和国で開催された第29回国際平和維持訓練センター協会(IAPTC※)年次会合に参加しました。
IAPTCは、平和維持活動に関する教育訓練・研究を所掌する各国の機関から構成される協会であり、教育訓練に資する情報の共有と各国・各機関のコミュニケーションの促進を通じてより効果的な平和活動に貢献することを目的として、平成7年(1995年)7月に設立されました。今回の会合は「躍動する世界における平和活動訓練:協力、包括及び効果性の促進」をテーマとして、主にWPS(Women, Peace and Security)の推進、MDH(Misinformation, Disinformation and Hate Speech)への対策、各国及び地域パートナーシップの強化、効果・効率的な派遣前訓練の実施、及び国連三角パートナーシップ(UNTPP)の有用性について議論されました。
国際平和協力センターは意見交換等により識見を深めるとともに各国PKOセンター等関連機関と良好な関係を構築することができました。
※IAPTC:International Association of Peacekeeping Training Centres
IAPTC2025参加者による集合写真
国連三角パートナーシッププログラム
について発言する当センター長
日本からの参加者
国際平和協力センターは、令和7年11月6日(木)に外務省事業の一環として、広島大学主催にて行われた「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業研修」の支援を行いました。
本研修には日本、カンボジア、東ティモール、ネパール、パプアニューギニア、グアテマラ、エクアドル、アルメニア、パレスチナ、イラク、カメルーン、南スーダン、アフリカ連合委員会からの研修生24名が参加しました。
本研修は、外務省事業の一環として、広島大学が国連訓練調査研究所(UNITAR:United Nations Institute for Training and Research)や国連ボランティア計画(UNV:United Nations Volunteers)と連携し、国際社会の課題解決に貢献できる人材の育成を目指して行われており、当センターでは防衛省が行う国際平和協力活動や当センターの活動概要について講話を行いました。
講話では、シナイ半島でエジプト・イスラエル間の停戦監視等の活動を行う「多国籍部隊・監視団(MFO:Multinational Force & Observers)」へ司令部要員として派遣経験のある当センターの森竹2陸佐が当センターの教育・研究活動、国際連携、国連基準に準拠したカリキュラムの整備など、平和構築分野における日本の取り組みを紹介するとともに、MFOへの派遣経験をもとに、司令部における活動内容や日本の貢献に関する実践的な知見を共有しました。
質疑応答では、同席していた国際平和協力センター長の渡邉1陸佐も加わり、森竹2佐とともに、自衛隊の活動方針や評価について丁寧に説明することで、参加者の理解と満足度を高めました。
講話の様子
質疑応答の様子
令和7年10月6日(月)から10月17日(金)までの間、国際平和協力センター研究員 齋藤 知恵 3等海佐は、スウェーデン王国ストックホルムに所在する北欧ジェンダーセンター(NCGM:Nordic Centre for Gender in Military Operations)において実施された「NATOジェンダー教官養成課程(GToT:Gender Training of the Trainers)」に参加しました。
本課程は、軍事教育においてジェンダーの視点を統合するための教育設計および実施能力の向上を目的としており、15か国から25名(男性8名、女性17名)の軍人・文民が参加し、約2週間にわたり教育が実施されました。
講義、グループ討議、個人課題を通じて、WPS(女性・平和・安全保障)に関する教育手法を体系的に学ぶとともに、教育目標の設定、訓練対象者の分析、教授法の選定等を含む教育訓練計画を作成・発表し、国際的な教育環境における実践力を高めることができました。
参加者による集合写真
課題発表を行う齋藤3海佐
令和7年10月17日(金)、デイビット・ハエリ国連平和活動局政策・評価訓練部長が国際平和協力センターに来訪し、センター長 渡邉1佐が来訪を歓迎しました。
国連平和活動局政策・評価訓練部長
デイビット・ハエリ 氏
記念撮影
懇談の様子
国際平和協力センター長 渡邉1陸佐は、令和7年8月22日から30日の間にエジプト、ヨルダン、令和7年9月23日から26日の間にオーストラリアを訪問しました。各国の訪問概要は以下のとおりです。
1 エジプト・ヨルダン
今回の訪問では、現地機関との連携強化や人材育成に向けた意見交換を行い、今後の協力の方向性について多くの成果を得ることができました。
国際機関連絡調整庁との
懇談の様子
国際機関連絡調整庁長官との
ギフト交換
カイロ国際センター長との
ギフト交換
国連休戦監視機構との
エジプト事務所長とのギフト交換
ヨルダン平和訓練センター
との懇談の様子
ヨルダン平和訓練センター長
とのギフト交換
2 オーストラリア
今回の訪問では、オーストラリアの豪国防軍訓練センター(ADFTC)を訪問し、両センター間の協力関係強化に向けた重要な成果を挙げました。今回の訪問を通じて、日豪両センター間の協力関係は新たな段階に入り、今後の平和活動分野における実務的な連携強化が期待されます。
協力計画への署名後の記念撮影
懇談の際の記念撮影
日本の取り組みについて
説明を行うセンター長
豪平和作戦訓練センターで教育を行う森竹2陸佐
令和7年10月14日(火)、国際平和協力センター長 渡邉1陸佐は産経新聞社主催で行われた第23回国民の自衛官表彰式に参加しました。
国民の自衛官は国民の安全な生活と国を守るために日夜挺身する自衛隊員を讃えるべく創設された顕彰制度であり、平成14年度に「第1回国民の自衛官」が選出され、今回で23回目を迎え、令和6年4月〜令和7年3月までの功績をもとに、任務の枠を超えて国民に感動を与える行動をした自衛隊員や、日常の行動を通じて社会との絆を強めた自衛隊員が第23回国民の自衛官として選出されました。
国際平和協力センターは、平成22年設立以降、年4回の課程等教育を通じ、防衛省及び他府省庁職員約1340名、外国軍人等約130名の国際平和協力活動等に携わる要員の育成や国際平和協力センターで実施する中級課程が正式に国連幕僚課程として認証されたことが評価され第23回国民の自衛官に機関として選出されました。
表彰式では彬子女王殿下よりおことばをいただいた後、受章者に対して産経新聞社社長より表章楯及び記念品が贈呈されました。その後受章者代表として、渡邉1陸佐が挨拶を行いました。
贈章時の様子
受章者代表挨拶を行う
渡邉1陸佐
第23回国民の自衛官受章者
国際平和協力センターは、令和7年8月6日(水)に内閣府が主催した「令和7年度こども霞が関見学デー」の支援を行いました。
本見学デーは、小、中学生を主な対象として内閣府の仕事に関して理解の促進を図るために開催されたもので、当センターでは様々なプログラムが行われた中、「平和を作る取組について学ぼう」において国際平和協力業務経験者の講話を実施しました。
講話では、シナイ半島でエジプト・イスラエル間の停戦監視等の活動を行う「多国籍部隊・監視団(MFO)」へ司令部要員として派遣経験のある当センターの森竹2陸佐が「エジプト・シナイ半島国際平和協力業務」と題して現地での活動状況や日本と海外の違いなどについて紹介を行いました。講話後の質疑応答では参加した子供達から国際平和に関する質問や海外勤務時の生活に関する質問など多くの質問のやりとりが行われました。
講話時の様子
7月16日、国際平和協力センターは、ニューヨークで殺陣の道場を主宰し、女優、殺陣師、アクション監督等として活躍するとともに、殺陣の精神や技術をはじめ日本の文化の普及に尽力されている香純 恭 氏を講師としてお招きし、国際の平和に資する人的・文化的国際交流について講義をいただきました。
香純 恭 氏
講義の様子
集合写真
令和7年7月3日(木)、国際平和協力センター長 渡邉1陸佐は笹川平和財団の主催で開催されたアトゥール・カレ国連事務次長特別シンポジウムにパネリストとして参加し、防衛省・自衛隊の国連平和活動等に対する能力構築支援を紹介するとともに、国際平和協力の将来の方向性について議論を行いました。
アトゥール・カレ国連事務次長による基調講演
パネル発表を行う渡邉センター長
集合写真
令和7年6月13日(金)から27日(金)までの間、国際平和協力センターは主任研究官 南條 衛 1等陸佐を韓国の論山(ノンサン)に所在する韓国平和維持作戦センターにおいて実施された女性PKO要員に対する訓練課程(UWPT: Uniformed Women Peacekeepers’ Training)に教官要員として派遣しました。
本課程は、12か国(バングラディシュ、カンボジア、フィジー、インド、インドネシア、マレーシア、ネパール、パキスタン、フィリピン、韓国、タイ、ベトナム)から24名の女性士官が参加し、国連PKOに従事する女性士官が、幕僚として必要な知識や技能を習得することを目的として、2023年から毎年開催されています。
南條1佐は韓国平和維持作戦センターからの依頼に基づき、約二週間の教育に教官として参加し、国際連合や平和維持活動に関する講義を受け持つとともに、机上演習においては、司令官役として指導を行いました。
シナリオに基づく教育
教官集合
集合写真
令和7年5月5日(月)から5月16日(金)までの間、国際平和協力センター主任研究官 南條1陸佐は教官として、また研究員 萱場2陸佐は学生として、パキスタン国際平和安定センターにおいて実施された国連幕僚課程に参加しました。
本課程は、国際平和協力活動等の職務に従事する幕僚として必要な知識及び技術を習得させることを目的とし、主として南アジア及び中東から30名の学生が本課程に参加しました。
この際、教官として参加した南條1陸佐は、これまで現場で培った国連平和維持活動の経験を活かし、より現実に即した内容の講義を実施するとともに、討議やグループワーク等を重視し、学生間の相互理解を促進させました。
講義を担当する南條1陸佐
パキスタン国際平和安定センター関係者との記念撮影
令和7年4月22日(火)から5月1日(木)までの間、国際平和協力センター主任研究官 南條1陸佐及び研究員 齋藤3海佐は、韓国平和維持活動センターにおいて実施された国連派遣前必修教材(CPTM)教官養成課程に参加しました。
本課程は、国連平和活動局(DPO)統合訓練課(ITS)が、デンマーク政府および韓国政府の支援を受けて実施したものです。
本課程には、アジア太平洋地域の15か国から、軍および警察の教官29名が参加しました。グループディスカッションやロールプレイ、インタラクティブな演習などを通じた実践的な学びが提供され、全参加者はITS教官の支援のもと、改訂されたCPTM教材を使用して1つの教務を担当しました。
本課程は、多様な背景を持つ教官同士が知見を交換し、ネットワークを構築する貴重な機会となりました。また、課程に参加した両名は、当センターが実施する課程教育等へのCPTMの応用に関する実践的な知見を得るとともに、ITSや各国の訓練機関との継続的な連携の重要性を認識しました。
教務を行う南條1陸佐
教務を行う齋藤3海佐
グループディスカッション
国際平和協力センターが毎年開催している国際平和協力中級課程が、国連の訓練標準に準拠して行われていることが認められ、令和7年2月21日に訓練認定証明書を取得しました。
「国際平和協力活動等における幕僚業務」の教育に関する訓練認定証明書
防衛省 統合幕僚学校 国際平和協力センター
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