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平成25年の活動状況

IAPTC年次会合へ参加

平成25年10月26日(土)から11月1日(金)までの間、バングラデシュBIPSOT(Bangladesh Institute of Peace Support Operation Training) において行われたIAPTC(International Association of Peacekeeping Training Center)が主催する年次会合に、センター長の小橋 史行1陸佐他1名が参加しました。
 今年度の会合では、多角的なミッションへ変化するPKO実施に向けた教育訓練の現状と課題がテーマとされ、最新の情報を収集する貴重な機会となりました。 また、期間中には、Ideas Bazaarが行われ、国際平和協力センターもブースを設置して、センターが行う課程教育等の状況及び研究活動についてPRを行いました。

  • ギフト交換をする小橋センター長とアクワ少将

    IAPTC年次会合参加者

  • センター研究員との意見交換の様子

    日本の広報ブース

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ARF―PKO専門家会合へ初参加

平成25年10月15日(火)から18日(金)までの間、中華人民共和国において行われたARF-PKO(アセアン地域フォーラム国連平和維持活動)専門家会合へ、国際平和協力センター長の小橋 史行1陸佐が参加しました。 本会合は、「実際的な協力の推進(協同によるPKO教育訓練の改善)」を全体議題として、5つのセッションで協議が行われました。特に、国連PKOに派遣される部隊等に対する教育訓練を担当した教官 (中国、インドネシア、パキスタン、カナダ、シンガポール、カンボジア)によるブリーフィングは、国際平和協力センターの今後の教育訓練に関する多くの示唆に富んでいました。
 センター長の小橋1陸佐は、内閣府・外務省・防衛省からなる我が国の専門家代表団の団長として、日中関係改善の一助となる大きな成果を上げました。 期間中には、エルベ・ラドス国連PKO担当事務次長とも懇談し、国連PKOの最新状況、PKOの課題について意見交換を行い、センターが行っている課程教育等の参考となる資を得る貴重な機会となりました。

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ケニア共和国国際平和支援訓練センターへ講師派遣

国際平和協力センターは、平成25年10月5日(土)から10日(木)までの間、ケニア共和国国際平和支援訓練センター(International Peace Support Training Centre「IPSTC」)の招聘に応じて、 教育・研究室長の林 秀樹1海佐を講師として派遣しました。

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ガーナ共和国KAIPTCセンター長が来訪しました。

平成25年9月27日(金)ガーナ共和国コフィ・アナン国際平和維持訓練センター(KAIPTC:Kofi Annan International Peacekeeping Training Center)長のオビド・ボアマー・アクワ少将 (Major General Obed Boamah Akwa)ほか3名が来訪されました。アクワ少将は、統合幕僚学校長を表敬、センター長との懇談の後、同行者と合流し、センター研究員と懇談を行いました。
 懇談では、当初、センター研究員が、センターが実施している教育・研究等について説明を行い、引き続き、KAIPTCの概要、とりわけ、紛争予防に関するカリキュラムについて説明がなされました。 その後の懇談では、主としてセンターの研究の現状について活発な意見交換が行われ、日本とガーナ両国の親睦を深める有意義な時間となりました。

  • ギフト交換をする小橋センター長とアクワ少将

    ギフト交換をする小橋センター長とアクワ少将

  • センター研究員との意見交換の様子

    センター研究員との意見交換の様子

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第4回内閣府国際平和協力本部事務局との研究交流会

平成25年9月10日(火)内閣府国際平和協力本部事務局において、第4回研究交流会を行いました。 当センターからは齋藤3陸佐が「GPOI Capstone EX2013」に参加した件について、内閣府からは外山研究員が研究成果の「平和維持・構築期における教育支援」について発表しました。

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国連関係機関等を訪問

平成25年8月25日(日)から31日(土)までの間、国際平和協力センター長の小橋 史行1陸佐ほか研究員3名(森 耕太郎2空佐、雨宮 正宣2海佐、齋藤 収3陸佐)は、 ニューヨークの国連本部において実施された国連統合任務標準化訓練へ参加しました。
 本訓練期間中には、国連本部のほか、ニューヨークに所在する国連平和維持活動局(DPKO)、国連人道支援調整事務所(UNOCHA)及びペンシルバニアに所在する米陸軍平和維持安定化作戦研究所(PKSOI)を訪問し、 センターが行う課程教育等の概要及びシンポジウム、研究会等の現状について意見交換を行いました。

1 国際平和維持活動局(DPKO)

  • 国連平和維持活動局1

    軍事顧問 アブヒジット・グハ中将と懇談

  • 国連平和維持活動局2

2 国連人道支援調整事務所(UNOCHA)

  • 国連人道支援調整事務所1
  • 国連人道支援調整事務所2

    上級顧問 マイケル・マークス氏と懇談

3 米陸軍平和維持安定化作戦研究所(PKSOI)

  • 米陸軍平和維持安定化作戦研究所1
  • 米陸軍平和維持安定化作戦研究所2

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ドイツ連邦共和国功労勲章一等功労十字章を受章

国際平和協力センター長 小橋史行1等陸佐は、ドイツ連邦共和国功労勲章一等功労十字章を受章し、平成25年8月13日(火)に、在日本ドイツ連邦共和国大使館大使公邸で、 フォルカー・シュタンツェル(Volker STANZEL)大使から伝達されました。

  • フォルカー・シュタンツェル(Volker STANZEL)大使から伝達の様子
  • 学校長より紹介

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第3回内閣府国際平和協力本部事務局との研究交流会

平成25年8月5日(月)統合幕僚学校において、当センター研究員と内閣府国際平和協力本部事務局国際平和協力研究員等との間で、第3回研究交流会を行いました。  内閣府からは松沢研究員が、当センターからは雨宮2佐が、それぞれウガンダ共和国に派遣された際の研修内容を発表しました。 今回の発表内容は、何れも国連PKOの喫緊の課題である「文民の保護」というテーマを、「戦略・作戦レベル」「戦術レベル」と次元の異なる視点で解説するものであり、発表に引き続いて、双方の参加者から活発な質疑応答が行われました。 今回の交流会には、7月の異動に伴い着任された 土本英樹 内閣府国際平和協力本部事務局次長が参加されたほか、陸上自衛隊国際活動教育隊長 伊ア義彦1等陸佐 以下2名がオブザーバーとして初めて参加されました。

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ブラジル大使館員との意見交換会

平成25年7月29日(月)ブラジル大使館から、大使館員のJoão A. C. Vargas(ジョアン・エー・シ―・ヴァルガス)二等書記官と、駐在武官 Costa Moura(コスタ・モーラ)海軍大佐が来訪されました。 センター長への表敬訪問では、ヴァルガス氏から、ブラジル国連代表部において平和維持活動に携わった際に得られた教訓、ブラジルの国連政策、国際平和協力活動への取り組み及びブラジルのPKOセンターの概要等が紹介されました。 その後のセンター研究員との意見交換でも、専門的かつ活発な意見交換が行われました。

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AAPTC(アジア太平洋平和活動訓練センター協会)年次会合への参加
(モンゴル)

平成25年7月1日(月)から同5日(金)までの間、国際平和協力センター長の小橋史行1等陸佐は、モンゴルにおいて実施されたAAPTC(アジア太平洋平和活動訓練センター協会)年次会合へ参加しました。 AAPTCは、アジア・太平洋地域における平和維持活動・平和構築活動の教育訓練・研究機関で構成されており、域内における教育訓練人材育成について相互協力、能力補完の在り方について意見交換が行われました。

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第2回内閣府国際平和協力本部事務局との研究交流会

平成25年6月20日(木)当センター研究員と内閣府国際平和協力本部事務局 国際平和研究員等との間で、第2回研究交流会を行いました。 当センターからは林1海佐が、内閣府からは湧川研究員が、それぞれ南アフリカ共和国、ノルウェー王国に派遣された際に研修した内容をもとに発表し、参会者との活発な質疑応答が行われました。

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シンガポール大学准教授Dr. HENG Yee Kuang氏が来訪

平成25年6月19日(水)シンガポール大学准教授Dr. HENG Yee Kuang(ヘン・イー・クァン)氏が来訪されました。ヘン准教授は、最初にセンター長 小橋1陸佐を表敬され、アジア太平洋地域における、 日本・シンガポールの役割、今後の二国間関係の展望、我が国が実施する能力構築支援に対する期待等について、専門的かつ有意義な対話が行われました。 その後、当センター研究員から、「センターが実施する教育・研究と将来計画」について、ヘン准教授から、「シンガポールと日本のPKO及び能力構築支援策」について、それぞれブリーフィングを行いました。 ブリーフィングの内容は、ヘン准教授、当センター研究員にとって大変有意義かつ興味深いものであり、双方の間で活発な意見交換が行われました。

※ ヘン准教授 : シンガポール及び日本のPKO並びにソフトパワーを専門分野として研究されている。

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国連南スーダン派遣団(UNMISS)William Baang氏来訪

平成25年6月6日(木)国連南スーダン派遣団(UNMISS)DDR支援・能力構築課 能力構築班長 William Baang(ウィリアム・バーン)氏が来訪されました。 当センター研究員によるセンターの活動状況ブリーフィング後、バーン氏は、UNMISSにおける武装解除の現状等について説明されました。 バーン氏は、これまでに、アフガニスタン、イラク、スーダン(UNMIS)において、合計10年間、DDR関連の業務を遂行されたご経歴から、当センター研究員と活発な意見交換が行われました。

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内閣府国際平和協力本部事務局との研究交流会を開始

国際平和協力センターは、平成25年5月20日(木)統合幕僚学校において、内閣府国際平和協力本部事務局国際平和協力研究員等(橋次長以下12名)との研究交流会を行いました。 センター長は、「今後は、国内外の部外研究機関とも同様の研究交流会を計画し、防衛省・自衛隊のセンターとして研究成果を積極的に発信していきたい。」としています。

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アメリカ合衆国より米海軍功労章受章

国際平和協力センター教育・研究室 研究員の雨宮正宣2等海佐は、アメリカ合衆国より米海軍功労章を授与されました。

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国際平和協力センター第2級賞状受賞

国際平和協力センターは、平成25年3月18日にこれまでの200名以上への隊員に対する教育、国際平和協力活動等に関わる分析研究及びアフリカ諸国等への教育支援の貢献等の功績が認められ統合幕僚長より第2級賞状を受賞しました。

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南アフリカ国立平和維持活動訓練センターへ初めての講師派遣

平成25年3月9日から14日までの間、国際平和協力センター教育・研究室長の林秀樹1等海佐が、南アフリカ共和国プレトリアにある国立平和維持活動訓練センターにおいて実施された 「平和・救援・復興コース」の講師として初めて派遣されました。 同コースは南アフリカ共和国の軍人及び文民等53名を対象として実施され、自衛隊が国内外の災害救援活動から得た経験と教訓についての講義及び質疑応答を実施しました。
講義を実施した林1佐は、「講義を通じ、南アフリカ共和国の人々の能力向上に寄与するとともに、我が国が実施してきた災害救援活動の実績と教訓を広めることができた。 また、日本国と南アフリカ共和国の二国間関係の構築に寄与できたと思う。」等との感想を述べていました。

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カナダThe Peace Support Training Center(PSTC)長 Stephane Dumas中佐来訪

平成25年2月28日(水)カナダPSTC(平和支援訓練センター)長 Stephane Dumas中佐、同センター先任軍曹 Terence Wolaniuk上級准尉及び在日カナダ駐在武官室  Paula McMullin軍曹が来訪され、国際平和協力活動等の現状、課題及びセンターの活動状況等について意見交換が行われました。

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