「航空自衛隊(根室)のお仕事」

ホーム >「航空自衛隊(根室)のお仕事」

衛生員

衛生員
【根室で勤務する場合】
 全国の航空自衛隊の基地には約4万3千人の隊員がいますが、日々鍛練を怠らない隊員も怪我や病気をする事があります。そんな事故を未然に防ぐために、定期的な健康診断や各種身体検査を行い、部隊の人的戦力を維持、向上させる事が『衛生員』の大事な任務です。
 第26警戒隊においても、所属する隊員が常に最大限の力を発揮できるよう、健康診断はもちろん、環境・食品衛生検査や医薬品等の衛生資材の整備、予防接種による防疫など様々な業務を行っています。また、急患が発生した場合にはいち早く現場に急行し、速やかに患者の応急救護、医療施設への搬送を実施して隊員の命を救う事も重要な任務の一つであるため、日頃から自動体外式除細動機(AED)を使った心肺蘇生法や人力・担架を用いた搬送法等の訓練、普及教育に励んでいます。
『衛生』は部隊の命を預かっているという誇りと強い責任感のもと、人の為に働く事のできる、やりがいのある職種です。

【根室以外で勤務する場合】
 衛生員は全ての基地・分屯基地に必要となるため全国各地で勤務するチャンスがあります。また、試験等を受け、看護師や救急救命士、臨床検査技師、診療放射線技師などの資格を取得することも可能です。
全国には、パイロットの身体検査や航空生理訓練を担当する航空医学実験隊(入間基地)、患者をヘリ等で空輸しながら治療を行う航空機動衛生隊(小牧基地)、その他各地の衛生隊での診療、自衛隊病院での勤務や救急車を運転する事もあり、幅広く自分のスキルを生かして勤務する事ができます。