「航空自衛隊(根室)のお仕事」

ホーム >「航空自衛隊(根室)のお仕事」

燃料員

燃料員
【根室で勤務する場合】
 根室の航空自衛隊に勤務する燃料員は、危険物のスペシャリストとして航空燃料、地上燃料を問わずそれらを一手に担っています。航空燃料とはヘリコプター等の航空機が飛行するための燃料を言い、地上燃料とはガソリン、軽油をはじめとする車両用燃料。その他に灯油、重油、油脂類等も取扱っています。このように根室基地内にある車両、器材を動かすために必要な燃料をまとめて管理し、必要の際にはヘリコプターへの給油も行います。自身が危険物を扱う職種であり監督指導もおこなうため、国家資格である乙種第4類危険物取扱者を取得し、根室基地が任務遂行するためのエネルギー源として活躍しています。

【根室以外で勤務する場合】
 我々燃料員は根室同様に全国各地のレーダーサイトや、航空機を運用する航空基地全てに配置されています。航空機を運用する航空基地では大型のタンクローリーを運行し航空機に燃料給油をおこなうのも我々燃料員の任務です。特に戦闘機を運用する航空基地においては、たとえ夜中であっても戦闘機の緊急発進に備えて必ず待機しています。『どんなに高性能な航空機でも燃料がなければ飛ぶことができない』という事実にプライドを持ち、高品質の燃料を維持管理しつつ安全に留意し業務を実施しています。また、日米合同訓練等においては米空軍機等への燃料給油も実施しています。