「航空自衛隊(根室)のお仕事」

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給汽員

給汽員
【根室で勤務する場合】
 根室分屯基地内では、多くの隊員が基地内に居住しています。この基地内居住隊員の食事調理、入浴等、生活基盤を確保するために不可欠なものが熱源です。また根室分屯基地は寒冷地であるため、冬期になると各勤務場所及び隊員が居住する地区への暖房を利用するためにも熱源が要ります。
 このように航空自衛隊が任務遂行する上で、熱源は欠かすことができません。
 この熱源を供給、管理するのが、給汽員です。
 熱源を安定供給するために、勤務は24時間の交代制をとり、基地内数カ所に設置されている機械(ボイラー)及びさまざまな付属機器等の点検を実施し、不具合箇所があった場合はもちろん、予防の観点からも整備補修を実施しています。時に、整備作業の一環で煙突の中に入り込んで、体を煤だらけにしながら清掃を実施することもあります。
 また給汽員としての勤務を通じて、2級ボイラー技士やボイラー整備士の資格を取ることも可能です。

【根室以外で勤務する場合】
 航空自衛隊で根室以外に勤務する場合72カ所で、設備機械係員として勤務するチャンスがあります。特に滑走路を保有する基地特有の、航空機離着陸拘束装置の維持管理業務を経験できます。