「航空自衛隊(根室)のお仕事」

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消防員

消防員
【根室(レーダーサイト)で勤務する場合】
 航空自衛隊は、戦闘機等の航空機、レーダー及びミサイル等のハイテク機器を駆使し、日本の空を守る事を主たる任務としています。これらの装備品、装備品を運用・整備する隊員そして装備品を保管する建造物等を、天災等による火災の被害から守るため、航空自衛隊においても独自の消防機能を保有しています。
 消防員は、火災の対処、消防設備の維持管理及び防火教育・訓練の計画・実施が主な任務ですが、その他自治体消防との調整及び消防設備の設計等、幅広い業務を行っています。

【根室以外で勤務する場合】
 航空自衛隊は、根室のようなレーダーを運用するレーダーサイトの他、戦闘機を運用する戦闘航空団、ミサイルを運用する高射部隊等があり、消防機能は航空自衛隊が任務を行う上で必要不可欠な機能であるため、消防員は全国に展開しているほとんどの航空自衛隊の基地で勤務する事が可能です。
 戦闘航空団や高射部隊で勤務している消防員は、不測の事態に備えて、「航空機火災消火訓練」、「建造物火災消火訓練」、「航空機吊り上げ訓練」等の各種訓練を定期的に行っています。また、戦闘航空団のような独自に滑走路を保有している部隊においては、自衛隊機だけではなく民間航空機や在日米軍機等、多種多様な航空機が飛来するため、上記訓練の他、空港所属の消防職員(CAB)や在日米軍と共同訓練等も行っています。