精鋭を技術で導く海洋対潜群 未知なる海に挑み続ける



艦長挨拶

しょうなん艦長 「しょうなん」第10代艦長の藤本です。

このサイトでは、我が艦「しょうなん」について紹介します。

「しょうなん」は平成22年3月に岡山県の三井玉野造船所で産声をあげ、瀬戸内海の備讃瀬戸で産湯に浸かり、その後横須賀で年月を経て令和7年3月で満15歳となりました。

2人の姉(わかさ、にちなん)とは10歳以上年が離れており、海洋観測艦の中では末っ子です。

「しょうなん」の大きな特徴は商船の仕様が適用され、海自初の推進システムである「ポッド式推進システム」が採用されて、狭い海域やある程度の荒天でも比較的容易に観測作業が可能となっています。

「しょうなん」の艦名は神奈川県の湘南を由来としており、横須賀を本籍にする艦として相応しい艦名と自負しています。

「しょうなん」という艦名から一般的に沿岸の海洋観測に従事していると思われがちですが、我が国周辺の様々な海域に出かけて海洋観測業務を行っています。

特筆すべきはその名のせいか?波(海潮流)乗りを得意としており、公称最大速力の16ノット(約30㎞/h)を超える速力を発揮することもしばしばあります。

 「しょうなん」は日夜、世界でも有数の千変万化する我が国周辺海域で海洋観測業務に従事しています。どこかの海で見かけましたら、温かく見守っていただけたら幸いです。

「しょうなん」艦長
2等海佐 藤本 雄司


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先任伍長挨拶

しょうなん先任伍長 はじめまして、私は令和2年8月24日に「海洋観測艦しょうなん」第8代先任伍長に指定されました、鈴木功です。

本艦は艦長以下84名(女性自衛官6名含む)で主任務である海洋観測や訓練等に励んでおり、艦長指導方針の「しょうなん一丸」をもとに任務遂行及び安全第一に、仕事と休みとメリハリのある楽しい艦です。

また先任伍長以下13名の先任海曹で乗員一人一人に目を配り、ときには厳しく、ときには優しく、ときには先任海曹室から笑いを発信できるような、風通しの良い部隊を目指し皆が一丸となって頑張っています。

最後に先任伍長としてまだまだ足りない部分などありますが、更に経験を積み、知識・技量を向上させ、これからも「海洋観測艦しょうなん」のみんなの力になれるよう尽力してまいります。

しょうなん先任伍長
海曹長 鈴木 功


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