精鋭を技術で導く海洋対潜群 未知なる海に挑み続ける



艦長挨拶

むろと艦長 令和6年7月16日付で敷設艦「むろと」艦長を拝命致しました。貴重な若い隊員と共に海を相手に職務に専念できる艦艇乗組み勤務を拝命したことに、無上の喜びを感じるとともに大切な若い隊員と装備を預かる重責に緊張感をもって職務に取り組んでいます。

 本艦は、平成23年9月に三菱重工下関造船所にて起工され、平成25年3月に先代敷設艦「むろと」の後継艦として、艦名をそのまま継いで就役した艦です。

 私は、「慮る(おもんばかる)」を指導方針とし、多様性の尊重と強固な団結を両立し、チームで高いパフォーマンスを発揮することを目指して精進しています。


 乗員ご家族及び国民の皆様には、引き続き海上自衛隊にご理解ご愛顧いただけるよう職務に邁進してまいります。少しでも多くの若者が我々の後継者として海上自衛隊の門をたたいていただければ幸いです。

   令和6年7月16日                                                  敷設艦むろと艦長                                                  1等海佐 野本 直利


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先任伍長挨拶

むろと先任伍長 令和6年7月12日付、敷設艦「むろと」第5代先任伍長を拝命しました清松曹長です。よろしくお願い致します。

 敷設艦「むろと」は艦の全長は131m、幅は19m、基準排水量は4950トンであり、海上自衛隊では1隻しかありません。  現在、本艦には約100名の乗員が乗り組んでおり、敷設科、船務科、航海科、機関科、補給科及び衛生科のいずれかに所属し、それぞれの専門業務を分担することにより、艦の任務遂行を支えております。

 任務の特性上、配置を越えて共に作業する機会も多く、仲が良く、とても家族的であり、乗員の士気がとても高い艦です。  私の勤務方針は「乗員一人一人がやりがいを持ち、勤務できる艦をつくる。」です。先任海曹室のメンバーとともに、すべての乗員がやりがいを持ち勤務できることを日々追求しています。

 敷設艦の仕事は、天候等いろいろな悪条件下においても臨機応変に対応しなければならない過酷なものであり、乗員が一丸となって取り組まないと任務は達成できません。

 乗員はその努力が必ず我が国のためになると信じ、毎回決してくじけることなく任務を成し遂げ、母校である呉に帰港しています。  これからも「むろと」乗員一同は、与えられた任務に真摯に取り組み、果敢に挑戦していきます。応援よろしくお願い致します。


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