防衛大学校学生による県知事表敬
令和6年8月7日(水)茨城県庁において防衛大学校の学生による大井川和彦茨城県知事への表敬を実施しました。
この表敬は、将来、指揮官として首長と防衛・警備や災害等への対応に関する対話をするにあたり、その雰囲気を肌で感じ将来の糧とするとともに自衛隊や防衛大学校への理解の促進を目的としています。
今年度は、茨城県出身の1学年6名と4学年の1名とそのご家族が参加しました。
今春入学した1学年の佐々木学生が号令をかけ、県知事へ出身高校、入校の動機等を報告した後、懇談に。
学生が緊張している様子を察した県知事から、
「皆さん緊張されていますね。私より4学年が居ることに緊張しているのですか?」
と問いかけられると、参加したご家族の笑いにより緊張が和らぎました。
防衛大学校の指導要領の変更、学生生活での大変な事、遠泳や校友会活動等について学生が話題に上げ、県知事からは学生に対し将来の夢は何かと問われました。
「救難ヘリのパイロットになり人命救助に携わりたい。」
「護衛艦の艦長になり日本の周辺海域の防衛や海上交通の安全確保を担いたい」
ひとりひとりの夢を聞いた県知事は、将来の夢や目標の他に、災害派遣や安全保障についても言及した姿勢に感心されているようでした。
最後に県知事から学生に対し「国防と災害に対し尽力してくれるようお願いします。」との発言により表敬が終了しました。
学生は、将来の夢を家族と県知事の前で話すことにより、防大で基礎を固め、部隊で経験を積み重ね夢を叶える決意を新たにしていました。
いばらき自衛隊EXPO
令和6年8月3日(土)、本部庁舎において、自衛隊サマキャンの一環として採用広報活動「いばらき自衛隊EXPO」を開催しました。
このイベントは、令和5年2月、現在の水戸地方合同庁舎に移転したことに伴う地本の認知度向上を目的として企画し、
茨城県警察との合同採用説明会と、総務省茨城行政相談センターによる相談会の同時開催で実施しました。
イベントの目玉として、装備品展示に陸自施設学校、武器学校、12高特隊、12化防隊及び127地区警務隊から、96式装輪装甲車、新拳銃・新小銃等の装備品展示支援を受けました。
航空自衛隊百里基地(7空団)によるVRゴーグルを使用したF-2戦闘機の飛行体験コーナーも大盛況。
厳しい暑さの中での開催でしたが、水戸市最大のお祭りである「水戸黄門まつり」の日でもあったため、多くの来場者に恵まれました。
陸海空自衛隊の迷彩服や車両の桜花マークの違い、自衛隊にも白バイがあることに対する驚き等、普段接したことがない自衛隊に対し、興味と親近感を感じてくれたようです。
茨城地本は今後も地域との交流を深め、自衛隊に対する理解と親近感を向上するために日々頑張ります!
帰郷広報
令和5年8月1日(火)、茨城県出身で今春防衛大学校へ入校した1年生が県庁を訪問し、大井川知事に帰郷報告しました。
彼らは夏季休暇に入り、茨城県への帰省に合わせて県知事のもとを訪れました。この帰郷報告は、平成25年度から行われており、今回で11回目。学校での生活や将来の目標について熱く語っていました。
県知事からは、「茨城県を代表して応援しています。引き続き学校生活を頑張ってください」という激励の言葉をいただきました。