退職自衛官の活躍
自衛隊を退職した自衛官は、在職中に培った経験と知識を活かして、様々な分野で企業で活躍しております。
定年制退職隊員
55歳~60歳と比較的若くして定年を迎える自衛官は組織運営の中心として様々な経験を積み、会社等における人の和、礼儀はもちろんのこと、管理者としての多くの知識を有するため、管理者として、あるいは特定の知識経験を生かした専門分野で活躍しています。
任期制退職隊員
任期制隊員は、2年~6年位自衛隊で勤務した後、20代後半から30代半ばで任期を満了して次の職業に再就職します。
自衛隊時代に取得した各種免許、職務経験を通じて培った実務能力、強い体力、精神力、集団生活で養われた規律心、協調性、責任感、礼節に優れ就職先の企業からも高い評価を得ています。
自衛隊新卒とは
自衛隊での任期を修了し民間企業へ就職する任期制自衛官は、高校や大学等を卒業後、自衛隊に入隊し、各種教育や厳しい訓練を通じて、規律・責任感、実行力、チームワーク等の社会人としての基本的な素養を身につけています。このような任期制自衛官について「自衛隊を中途退職した」という誤解がなされることがありますが、中途退職ではありません。
そのような誤解が生じないよう、任期制自衛官を修了して民間企業に就職する者を「自衛隊新卒」と呼ぶこととしました。「自衛隊新卒」は、企業が大卒を採用する際、特に重視する、行動力・実行力、チームワーク等(※経済同友会の2012年の企業アンケートより)を備えています。