災害派遣

2015年

御嶽山における行方不明者捜索への支援に係る災害派遣について

 平成26年9月27日(土)御嶽山噴火に伴い長野県知事から人命救助に係る災害派遣要請があり捜索・救助活動を実施していましたが、同年10月16日(木)御嶽山の降雪・凍結のため、捜索隊員の安全確保が難しくなったこと等を考慮して中断が決定され、長野県知事から撤収要請を受けました。
 今般、中断となっていた行方不明者(残る6人)の捜索が再開されることとなり、平成27年7月3日(金)17時00分、長野県知事から陸上自衛隊第12旅団長に対し、行方不明者再捜索への支援に係る災害派遣要請があり、陸上自衛隊の第12師団司令部(相馬原)、第13普通科連隊(松本)、第12ヘリコプター隊(相馬原、北宇都宮)、第12通信中隊(相馬原)、東部方面管制気象隊(相馬原)及び東部方面航空隊(立川)により、捜索要員の安全確保に必要なシェルター等物資等の輸送及び捜索要員(警察・消防)の捜索地域への空輸を実施しました。8月7日(金) 10時30分、長野県知事からの撤収要請により、各部隊は撤収しました。陸上自衛隊の派遣実績は、人員延べ約1,160人、航空機延べ約46機、車両延べ約210両です。


CH47により捜索隊員を一ノ池に輸送する第12ヘリコプター隊

7月23日シェルター設置調整会議

7月24日一ノ池にシェルター、長野県警、木曽消防を輸送する第12ヘリコプター隊

一ノ谷に着陸するCH-47JA

気象庁職員と調整する隊員

航空機と交信する隊員

一ノ谷で活動するUH-60JA

8月7日シェルター撤収の状況
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