教育訓練の概要Education and training

教育訓練は、陸上自衛隊に与えられた任務遂行能力を強化するための、最も重要な基盤です。このため、種々の制約の中、事故防止などの安全確保に細心の注意を払いつつ、隊員の教育や部隊の訓練などを行い、精強な隊員や部隊を練成するとともに、即応態勢の維持・向上に努めています。

教育Education

部隊を構成する自衛官個々の能力を高めることは、部隊の任務遂行にとって不可欠な要素です。このため、入隊直後は、自衛隊の学校や教育部隊において基本教育を、また、在職期間全体を通じ、学校や部隊等において階級や職務に応じた教育を行っています。これらの段階的かつ体系的な教育により、陸上自衛官として必要な資質を養うとともに、知識及び技能を身につけさせています。それらを自衛隊内で身につけさせるのが難しい場合は、必要に応じ、海外留学を含め、大学、国内企業、研究所等に教育を委託し、専門知識・技能を更に高めています。

また、時代や体制の変化に合わせ、陸海空統合教育の充実や、外国語(英語、ロシア語、中国語、韓国語、アラビア語)教育を行うとともに、相互理解を目的に留学生を受け入れています。

陸士の教育

新隊員教育
新隊員教育(女子)
陸士特技課程教育

陸曹候補生の教育

自衛隊生徒教育
陸曹候補生課程教育

陸曹の教育

初級及び上級陸曹特技課程教育
陸曹航空操縦課程教育
陸曹上級課程

幹部候補生の教育

野外訓練
武装障害走
韓国研修

幹部の教育

幹部初級課程教育
幹部上級課程教育
指揮幕僚課程・幹部特修課程教育
幹部航空操縦特技課程

その他の教育

レンジャー要員の教育
冬季戦技教育
語学教育
コンピュータ教育
装備品の整備教育
米国への留学
外国人講師による国際活動教育

訓練Training

部隊等で行う訓練は、大きく「隊員個々の訓練」と「部隊の訓練」の2つに大別されます。

隊員個々の訓練

射撃訓練
雪上車両操縦訓練
予備自衛官招集訓練

部隊の訓練

ゲリラ等による攻撃への対処訓練
協同転地演習
総合防災演習
国民保護訓練
米軍との指揮所演習
米軍との実動訓練
米豪軍との実動訓練
英陸軍との実動訓練
インド陸軍との実動訓練
米国における実動訓練
米国における射撃訓練
空挺降下訓練
空中機動訓練
積雪地訓練(スキー訓練)
近接戦闘訓練
射撃の観測訓練
射撃訓練
警察との共同訓練
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