防衛協力・交流

2023年

国連三角パートナーシップ・プログラム(ウガンダ)医療訓練教官要員による陸上幕僚長に対する帰国報告

 令和5年8月1日(火)、国連三角パートナーシップ・プログラム(TPP※)野外衛生救護補助員訓練において教官要員として派遣された衛生学校・田中2佐は、陸上幕僚長に対する帰国報告を実施しました。
 陸上幕僚長は、「本邦とは異なる訓練環境で苦労も多かったと思うが、日本の代表として、他国の教官要員をリードしつつ、本任務を立派に達成してくれたことについて、陸上幕僚長として誇りに思う。
 先日来訪されたカレ国連事務次長も国連TPPの重要性について言及されており、陸上自衛隊として国際安全保障環境の改善のために重視している事業のひとつである。
 陸上自衛隊が得意とする衛生分野において、その衛生救護技術を各国からの参加者に普及したことは非常に有意義であり、PKO要員の能力向上に大きく貢献した。」と慰労しました。
 本訓練では、教官要員1名をウガンダ共和国に派遣し、将来、国連PKOに派遣される各国の要員26名を対象に戦傷病に対する応急救護法に係る訓練を実施しました。
 陸上自衛隊は、引き続き、国連TPPへの貢献等を通じて、国際安全保障環境の改善に寄与していきます。
 ※ Triangular Partnership Programme


実習における指導

各国教官要員との記念撮影

記念撮影(左から、菊池衛生部長、小林陸幕副長、田中2佐、森下陸幕長、戒田運訓部長)

記念撮影(左から、田中2佐、森下陸幕長)
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