陸上幕僚長 記者会見Press conference

令和5年11月30日
陸上幕僚長 定例記者会見


 本日は私から2点、昨日の米軍オスプレイ事故に伴う陸上自衛隊のオスプレイの対応及び12月に実施するハイレベル交流について、お知らせします。  

 まず1点目として、昨日の米軍オスプレイ事故を受け、陸上自衛隊としましては、陸上自衛隊オスプレイについて、機体の安全性を確認するため、飛行を見合わせるとともに、保有する14機全機の入念な点検及び必要な教育等、安全に関する処置を速やかに実施するよう通達したところです。  

 2点目として、陸上自衛隊は、12月に3件のハイレベル交流を実施します。  

 まず、12月5日、マイス・ドイツ陸軍総監と7月の公式招待に引き続く、2回目の懇談をVTCで実施します。  

 次に、12月12日から14日までの間、陸上自衛隊は、米太平洋陸軍との共催により、日米のほか、オーストラリア、フィリピンの4か国による、ランド・フォーシーズ・サミットを初めて実施します。  

 本サミットには、フリン米太平洋陸軍司令官、ジャーニー米太平洋海兵隊司令官、スチュアート・オーストラリア陸軍本部長、ガリード・フィリピン陸軍司令官、ロハス・フィリピン海兵隊司令官が参加し、対面による懇談を通じて、日米同盟を基軸とした多国間防衛協力の促進を図ります。  

 最後に、ランド・フォーシーズ・サミットに引き続き、12月14日から15日の間、スチュアート・オーストラリア陸軍本部長を公式招待し、懇談及び習志野駐屯地の部隊訪問を実施します。  

 陸上自衛隊は、引き続き、同盟国・同志国とのハイレベル懇談をはじめとした防衛協力・防衛交流を実施し、信頼関係の構築を図り、地域の平和と安定に積極的に寄与していく所存です。



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