そら美

自衛隊Q&A

A.01 自衛隊の主な仕事は、
1.国の防衛「わが国を守る」
 わが国の平和と独立を守り、わが国に対する侵略を未然に防止するとともに、万一侵略を受けた場合にこれを排除することです。
 自衛官は「国の防衛」に直接携わります。
2.災害派遣「暮らしを守る」
 国内における風水害・噴火・地震などの自然災害や火災・海難・航空機事故などの際の災害救助活動、医療施設の整ってない離島からの緊急患者輸送、山や海での遭難者の救出などの「災害派遣」に携わります。
3.国際貢献「世界の為に貢献する」
 国際平和維持活動への協力、海外における大規模災害発生時の国際緊急援助活動などの「国際貢献」をはじめ、スケールの大きな仕事につくチャンスがあります。
A.02 陸・海・空、それぞれに多様な職種・職域があります。
陸上自衛官は全国に約160か所の駐屯地などで16職種に分かれて勤務しており、海上自衛官は約30ヶ所の 基地などに約50職域で勤務しています。航空自衛官は、約70か所の基地などで、約30職域に分かれて勤務しています。 各自衛隊は職業の多様性がありますが、代表的な職種は「自衛隊の仕事」「自衛隊の職種」で紹介しています。

A.03 職種・職域により、様々な資格取得の機会が与えられています。
自動車整備士や大型自動車運転免許、けん引免許、小型船舶操縦士、パイロットなどの乗り物に関するもの、 救急救命士や准看護士といった医学・介護関連、情報処理やパソコン検定などのIT系などバリエーション豊かなラインナップです。
仕事の内容に応じて資格取得のための機会が与えられますが、自衛隊側が用意するものはあくまで機会ですので、最終的には本人の意思と努力によって資格が取得できます。
A.04 衣食住については心配ありません。
駐屯地や基地内の宿舎は無料で、栄養バランスのとれた食事、被服、寝具類も支給又は貸与されます。ただし、運動着、水着等一部の個人物品は購入いただく場合があります。
A.05 特別職国家公務員になります。
一般職の国家公務員とは法律上の取り扱いが異なりますが、待遇面では一般職の公務員とほぼ同じです。
A.06 陸上が1年9か月、海上・航空は2年9か月を1任期(2期目以降は2年)として勤務する制度です。
入隊と同時に自衛官候補生に任命され、3ヵ月後に2等陸・海・空士に任用されて自衛官となり、各部隊に配属されます。
任期制自衛官の魅力は、任期満了時に引き続き自衛官を希望するか、民間企業に就職するか、試験を受けて定年制の陸・海・空曹になるか、自分の希望にあわせてキャリアアップの方法を選択できる点です。
将来は、家業を継ぐのだけれど、若いうちにいろんな経験をしてみたい人、また将来どんな職業に就くかまだ決めていないので、 とりあえず集団生活の中で自分の可能性を試してみたい人など、いろいろな人がいます。

また、任期制自衛官ならではの手当として、任期終了の都度、特例の退職手当が支給されます。1任期と2任期の合計で約200万円程度になります。
任期満了の退職予定自衛官には、就職のための教育が実施されます。また、入隊3年目以上の任期制自衛官には技能訓練、警察・消防等の公務員試験を前提として公的部門受験対策講座や雇用協力企業による合同企業説明会も実施しています。
国の全面的なバックアップにより、希望者のほぼ100%が再就職を実施しています。企業側からも積極的に採用したいという声が寄せられています。
A.07 下の画像が階級構成の一覧表です。
A.01 志願書類を入手し、提出して応募します。
試験を受験して、合格できれば採用というのが大きな流れです。
募集種目により受付時期、応募資格、試験日時、試験場所、試験内容などは細かく異なっており、詳しい内容は自衛隊岡山地方協力本部ホームページの資料請求にアクセスして、資料を請求してください。
岡山県には地域事務所等が4か所あり、担当広報官が説明にお伺いいたします。
ちなみに、受験料は無料です(試験場所までの交通費や宿泊費を除く)。
A.02 過去の試験問題集は、近くの書店などで購入できます。
例えば「自衛官採用試験問題集」や「自衛官採用模擬試験」などという問題集もあります。
また、岡山県内には地域事務所等が4か所あり、各事務所等にも過去の問題集を置いておりますので、気軽にご相談ください。
A.03 身体検査基準をクリアすれば入隊・入校することができます。
試験時には身体検査を行いますが、体力検査や運動能力測定などはありません。
教育訓練は段階的に行われますので、健康であれば運動が苦手な人でも徐々に体力が付いていきますので、心配しないで良いと思います。
A.04 大丈夫です。
入隊してから入る教育隊には、50mの温水プールがありますので約4か月間の教育訓練期間中に、ほぼ全員が泳げるようになります。
かなづちだった本部長も泳げるようになりました😊✨
A.05 駐屯地又は基地などの中にある隊舎(寮)で生活します。
結婚などにより、営外居住(駐屯地又は基地の外に居住すること)が許可されると、自宅などから通勤できるようになります。
また、駐屯地・基地の近くには世帯用の官舎(アパートのようなもの)もあります。
独身者でも階級や特例の事情により、営外居住ができる場合もあります。
海上自衛隊で、護衛艦等に乗り込む場合は船で生活しますが、艦外居住が許可されると、自宅などから通勤できるようになります。
A.06 基本的には以下のとおりになります。
印鑑(シャチハタ不可)、筆記具(ボールペン「黒・赤」、鉛筆(2~3本)、消しゴム、定規)、下着、タオル、洗面具、化粧品、ジャージ上下、裁縫道具、ランニングシューズ等が必要になりますが、一部用意している教育隊もあるため、入隊先が決定した後に確認をお願いします。
もちろん、携帯電話やパソコンも携行可能です。
A.07 お小遣い(嗜好品等)を含め「3~5万円」位が適当です。
入隊後、基本的には駐屯地または基地の中で生活することになるので、家賃や光熱費は0円です。(ただし、私物の電化製品を使う場合はその分だけ請求されます)
また、病気になった際も自衛隊病院や駐屯地、基地の医務室で受診すれば医療費は0円です。
新しい環境で体調を崩してしまうかもしれないと心配かもしれませんが、安心して病院、医務室で受診できます。
日々、暮らすために必要なお金が少ないので、お給料のほとんどを自分のために使うことができます。
推し活をしたり、好きな漫画のグッズを買ったり、旅行のために貯金したり…夢が膨らみます。
なお、貴重品の管理はしっかりやっていただくことが重要です。
 
A.08 基礎的知識及び技能を修得するための教育を受けます。
入隊後は、まず自衛官として必要な基礎的知識及び技能を修得するための教育を受けます。
更にそれぞれの専門的な分野(職種・職域)が決められ、必要な知識及び技術を習得するための教育を受けた後、部隊等で勤務することになります。
A.01 約4~10人部屋になります。
入隊する教育隊によって違いはありますが、約4~10人部屋になります。また、部屋区分は入隊者の出身地等を考慮し、広い範囲の交流を深められるよう均等に区分されます。
陸自では令和7年度までに全国のすべての生活空間の共用スペースにWi-Fi環境を整備します。
続けて生活空間の接続可能場所を増やしていくとともに、駐屯地・基地の中の売店のあるくつろぎスペースにもWi-Fi環境を増やしていく計画です。
次に船での通信ですが、令和9年度までに主な艦艇では、衛星通信網を使って、隊員と家族との連絡やインターネットの使用を可能とする環境を構築します。
個室生活についてでが、駐屯地・基地の中で生活しなければならない隊員のプライバシーを配慮した生活環境を実現するため、生活空間の個室化を早期に整備することと併せて、駐屯地・基地の外で生活できる隊員の範 囲を見直して、より多くの隊員が私生活と自衛官としての業務を両立できるようにします。
A.02 貸与されます。
ワイシャツ・戦闘服などは決められた枚数が貸与されます。毎日着るものなので、自分で洗濯して清潔に保つ必要があります。また、貸与された制服や戦闘服はサイズが合わなくなったら、定期的に更新(交換)してもらえます。
A.03 基本的に皆さんと同じような食事をしています。
各駐屯地・基地ごとに栄養士が配置されており、摂取カロリーや栄養のバランスなどを考慮して毎月の献立を考えています。日夜、訓練に励む隊員にとっては、高いカロリーと良質のタンパク質の摂取・補給が必要です。そのため、勤務形態により異なりますが、通常の隊員は一日に一般成人に比べて1.3倍ほど多めのカロリーを摂取しています。その割には太めの体型の隊員はあまりいません。野外訓練中などは、コンバットレーションのような食事になります。
A.04 隊員等が調理しています。
海・空自衛隊の部隊では、給養員と呼ばれる専門の隊員で構成される給養小隊(班)という食事を作る部隊がいます。陸上自衛隊では、駐屯地にいる隊員又は民間人の方(民間企業等へ部外委託等)で調理しています。また、部隊によっては料理競技会などを実施して調理技術の向上に努めています。
A.05 人気No.1はカレーです。
自衛官に人気の隊員食堂メニューNo.1はカレーのようです。他にもステーキ、ハンバーグ、ラーメン、カツ丼などがあります。隊員にアンケートを取って郷土料理なども取り入れているようです。
海上自衛隊では金曜日にカレーを食べる習慣があり、艦艇のカレーは様々な種類があります。ちなみに海上自衛隊全体のカレールーの年間消費量は約45tになるそうです。(海上自衛隊HPより)
A.06 駐屯地又は基地内に居住する隊員については無料です。
食事、被服(制服等)の一部は支給又は貸与されますが、私服については自己負担です。
食事については朝・昼・夕の3食が食べれます。食事は残しても構いませんが、栄養士がバランスの計算をして作っており、また税金による食事なので残さず食べたほうが良いでしょう。隊舎使用料も入浴も無料です。また、ほとんどの隊舎にはシャワールームが設置されています。
しかし、光熱費は税金でまかなっていますし、規律ある団体(集団)生活のため入浴時間、消灯時間等が決まっています。
集団生活を初めて経験される方も多いので、新しい生活を前に不安な部分があるとは思いますが、特別なことではありませんし、新しい経験は新しい世界に出会える機会ですので楽しみにもしていただければと思います。
また、令和7年4月からこれまで無かった新しい給付が始まる予定です。
その給付金は「指定場所生活調整金」と言います。
それは、一般曹候補生又は自衛官候補生で入隊する方々に対して、営舎内での居住など、入隊直後から不慣れな生活を強いられる隊員のモチベーションの維持・向上を目的として支給されるものです。
具体的に言いますと、1年間、営内または艦内で生活をした場合、1年間分20万円が最大で6年間支給(合計で120万円)されます。
なお、途中で営内・艦内で生活しなくなった場合や自衛隊を退職した場合には支給されません。
A.07 基本的に休暇は計画的に取れます。
休暇は、年間20日以上の有給休暇や夏季、年末年始特別休暇などがあります。
災害が発生した場合などの緊急時には、休暇中でも勤務することがありますが、最近は休暇を利用して海外旅行に出かけ、視野を広めてくる人も増えています。
A.01 基本的には、階級などによって決まっています。
陸上、海上、航空自衛隊の所属や男女の性別による給与の差は基本的にありません。初任給は、入隊した時の採用区分によって違いますが、例えば2等陸・海・空士の場合は月額22万4,600円(高卒:R6年度)で、ボーナスに相当する期末・勤勉手当が年2回(6月・12月)あります。
さらに、自衛官は制服や食事、住居(駐屯地等で居住する義務を負っている者)などが無料ですので、その分を考えるとお得です。
【例として】
陸上自衛隊に入隊した A 隊員の例
A 隊員は18歳で陸上自衛隊に入隊し、最終的には曹長という階級で56歳で退職しました。
38年間の勤務で得られるお給料とボーナスの総額が約2億1,481万円、退職金が約2,092万円になるため、それらの総額で約2億3,573万円となります。
自衛官は定年退職年齢が他の国家公務員よりも若いため、早く退職しなければなりません。
そのため、早く収入が減ってしまうという状況を若年定年退職者給付金という形でサポートする制度があります
退職後の再就職先での収入にもよりますが、A 隊員を含む曹長という階級で退職した多くの隊員の場合、約1,689万円給付されます。
この給付金に平均的な65歳までの再就職先の収入である約2,446万円を加えると、約4,135万円となり、生涯賃金の総額が約2億7,708万円となります。
A.02 自衛官の昇給は年に1回、勤務成績により行われます。
また、通常の昇給とは異なりますが、上級の階級に昇任した時は、給与額が上がります。
A.03 勤務の形態によって、次のような手当が支給されます。
【手当の一例】
航空手当、乗組手当、落下傘隊員手当、航海手当、営外手当、爆発物取扱作業手当、南極手当、災害派遣等手当、国際緊急援助手当などがあります。
なお、海上自衛隊で護衛艦などの船に乗り組むと、基本給の43%(潜水艦は55.5%)の乗組手当が支給されます。また、船が出港するたびに航海手当が支給されます。
A.04 防衛省・自衛隊は、退職を予定している自衛官に対し、退職前に再就職に有効な職業訓練を行うとともに、関係業界等と連携し再就職先の拡充に努めるなど、円滑な再就職ができるよう様々なサポートを行っています。
ちなみに、この職業訓練には、約140種類の課目があり、例えば、大型自動車の運転免許やフォークリフト、電気工事士や危険物取扱者のほか、ドローン操縦士、情報処理技術、社会福祉関連の資格教育など、幅広い分野の課目を取り揃えていて、希望者は無料で受講できますよ♪
A.05 階級により定年年齢が決まっています。
定年年齢は以下の表を参考にしてください。
幹 部 准 尉
1佐 2佐 3佐 1・2・3尉 曹長・1曹 2・3曹
58歳 57歳 56歳 55歳

※令和6年10月1日現在
※ただし、一部職種によっては60歳まで勤務できる場合もあります。

A.06 もちろん支給されます。
3曹以上の自衛官が定年退職する場合は、退職時の階級や勤続年数などに応じた退職手当が支給されます。
また、任期制自衛官が任期終了の都度に、以下の特例の退職手当が支給されます。


               
区  分1任期 2任期
陸上自衛官
(1任期目が1年9ヶ月任用)
(2任期目からも2年任用)
約73万円約177万円
海上・航空自衛官
(1任期目が2年9ヶ月任用)
(2任期目からは2年任用)
約118万円約181万円
A.06 福利厚生は、防衛省共済組合が大きな役割を担っています。
 共済組合直営の宿泊施設や野球場、テニスコートや、提携している保養施設などを割安で利用することが可能です。
他にも健康保険や年金などの制度が整えられており、各種の助成・斡旋(あっせん)、貯金、貸付、生活必需品の販売なども行い、駐屯地・基地には食堂、売店、理容室などの施設も完備しています。
また、防衛省・自衛隊には独自の病院があるほか、各駐屯地・基地には医療施設が設けられており、自衛官はその医療施設で受診すれば医療費はかからないなど、優れた健康管理体制も自慢の一つです。
A.08 希望勤務地と希望職種(職域)が考慮されますが、希望どおりにならない可能性もあります。
一般的に、部隊に配属の際には希望勤務地と希望職種(職域)が考慮されますが、希望者が多い場合には希望どおりにいかない場合もあります。
Name

防衛省・自衛隊 岡山地方協力本部

☎:086-226-0361
📩:[email protected]
〒700-0857 岡山県岡山市北区下石井1-4-1
岡山第2合同庁舎2階

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