司令官日記

自衛艦隊のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

7月19日、第53代自衛艦隊司令官として着任しました大町です。前司令官に続き、この「司令官日記」を更新していきますので今後とも、よろしくお願いします。


 自衛艦隊は引き続き、与えられた任務に誠実かつ精強・即応の精神で臨み、同盟国及び同志国等との緊密な連携を維持・強化して、我が国の海上安全保障に寄与してまいります。
 それでは7月中の主な活動について紹介します。

●自衛艦隊は、7月1日、創設70周年を迎えました。この節目において、自衛艦隊は、船越基地において「ハナミズキ」の記念植樹を、護衛艦「いずも」において上地克明横須賀市長、エイミー・バウアンシュミット米海軍第7艦隊副司令官等の来賓をお迎えして記念式典を実施しました。

●7月1日、新たに在日米海軍司令官として着任されたイアン・ジョンソン海軍少将の表敬を受けました。懇談では、インド太平洋地域の平和と安定に向けて、日米同盟に基づく抑止力及び対処力の向上を図るため、日米海軍種の相互運用性を向上させる様々な取り組みを一層強化していくことで一致しました。

●7月16日、オーストラリア海軍本部長マーク・ハモンド中将に対する護衛艦「あがの」及び「海上作戦センター」の研修並びに懇談を実施しました。懇談では、インド太平洋地域におけるより望ましい安全保障環境の構築に向けて、両国共通の同盟国である米海軍を中心として、日豪海軍種が引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

●7月17日、米海軍第7艦隊調整官マリア・カトリーナ・アブレン少佐に感謝状を贈呈しました。令和3年11月着任以来、インド太平洋地域における日米同盟の重要性をよく認識し、旺盛な責任感と卓越した知識や豊富な経験をもって、海上自衛隊と米海軍との連携強化に大きく貢献されたアブレン少佐との別れを惜しみました。

●7月30日、航空自衛隊小牧基地において、陸上総隊司令官 山根陸将、航空総隊司令官 鈴木空将及び航空支援集団司令官 森田空将とともに、MC(Major Command)4司令官会同を実施しました。懇談では、より複雑さを増す国際情勢等について意見交換するとともに、引き続き、常設統合司令部の新設を見据えた新たな統合運用に基づく陸海空自衛隊主要部隊の連携を一層強化していくことを確認しました。

自衛艦隊は引き続き、隊員が一丸となって「即応」・「精強」・「誠実」を勤務方針として、24時間365日、一分の隙もない万全な警戒監視態勢を維持し、我が国周辺海域の平和と安定に努めるとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、力による一方的な現状変更の試みや法の支配への挑戦を抑止するために、これからも積極的に貢献して参ります。 皆様の変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。


令和6年8月
自衛艦隊司令官
海将 大町 克士