父基分の日常 こちらのページは、父島基地分遣隊での日常を紹介するスペースです。 父島の雄大なる自然とボニンブルーに輝く海、ときには真剣に訓練に取り組む隊員を紹介させていただきます。 令和7年度 令和7年7月1日(月)溺者救助訓練 海上保安庁主催による警視庁・海上自衛隊、3者合同の溺者救助訓練が開催されました。 海上保安庁副所長?による開会の言葉 当隊からは隊長をはじめ、管理科長、警備科長、地上救難員、衛生員の計6名が参加しました。入道雲がもくもくです。父島は夏、真っ盛り! まずは着衣水泳で試運転!入隊時に教育隊で経験して以来の着衣水泳でした!(25年ぶり)懐かしいとともに、服を着たまま泳ぐことの大変さを改めて痛感いたしました( ̄m ̄) 「いや~きつかった~」 「25年ぶり……」 もと海猿(特殊救難隊)による救命胴衣の装着説明の様子。股ひもを通してしっかり固定することが大切です! 「股ひもで固定しないとこうなっちゃいますよ!」 「股ひもは大切です。しっかり体が浮きます。」 次はいよいよ溺者救助法です!プロの指導は分かりやすくて、とても勉強になりました。 そして、浮環具なしで溺れている人を助けることは絶対に無理だということを身をもって学ぶことができました・・・(T_T) 海上保安庁の方による溺者救助のデモンストレーション さすがプロは動きが違う( ゚Д゚) あっ!という間に救助完了しました! 素人が丸腰で救助するのはやめましょう!マジ死にます 「これがプロの泳ぎだぜ~」 最後は3社合同の集合写真!みんないい笑顔で、「はいポーズ」 小笠原の海の安全は海上保安庁・警視庁・海上自衛隊が守る!! 令和7年4月28日(月)山岳訓練 小笠原官公所庁を対象とした山岳訓練に参加しました。 出発地の旭平展望台にて、ガイドをしていただく田中氏(通称:板長)による 今回のルート説明を受けます。 ガイドルートには、米軍戦闘機P-51Dムスタング戦闘機のエンジン部や 左主翼等の残骸が残されています。 調理場跡には当時使用していた陶器製の食器や飲料水を入れていたビール瓶などが、 今も使用できそうな状態で残っています。 小笠原には多数の壕があり、先人たちが作り上げた壕の大きさや形状の正確さに圧倒されます。 壕の先には、「陸軍 八八式七糎(センチ)野戦高射砲」があり、今も原型を保ったまま 据え置かれています。 様々なトーチカから見える景色は、世界自然遺産にふさわしい光景が広がり、あらためて 自然の壮大さに心が洗われます。 海のきれいな小笠原ですが、普段目の当たりにできない場所に行く「戦跡・自然ツアー」は、 とても貴重な体験になりました。 令和7年4月26日(土)こどもまつり 今年も小笠原村役場が主催するこどもまつりの支援を行いました。 こどもたちの喜ぶ顔を思い浮かべて、いざ出発。 雲行きが心配、、、 写真撮影用の看板を設置。安全第一、頑丈に。 この制服を着て一緒に勤務する日が来ないかな、、、 お母さんとこどもの笑顔を私たちの看板が静かに見守ります。 毎年恒例となったこどもまつり、今年の目玉は「おもちゃすくい」 ちょうど初夏を感じさせる晴れ間が広がりました。楽しい気分が倍増です。 父島基地分遣隊長指導方針 「汝、何のためにそこにあれや」 「あなたが大人になる日まで、この国を守っていくことが我々の使命」 そんな想いを抱かせられる一日でした。 令和7年4月15日(火)春の交通安全運動 当隊では春と秋に小笠原警察署と合同で交通安全運動を実施しています。 警察署と海上自衛隊のコラボ!なかなかレアかも・・・(・・? 雨の中、朝早くからテント設営ご苦労様です。(`・ω・´)ゞ 「準備完了!抜けはないかな~」 奥に見えるのが島内2ヶ所にある信号機のうちの一つです。 父島のメインストリートで交通安全運動中! 「父島でも交通安全運動をやってるんですね( ゚Д゚)!?ご苦労様です!!法定速度で観光楽しみまーす」 「只今、交通安全週間です!安全運転でお願いします」 小笠原警察署署員と父島基地分遣隊隊員、組織は違えど国民の安全願う想いは一緒です!! 当隊からは隊長をはじめ、管理科長、通信兵と階級と部署を超えて父基分隊員が一丸となって参加しました! 過去のコンテンツはこちら↓↓ 令和6年度 令和5年度 令和4年度 令和3年度 令和2年度