父基分の日常 令和2年度 令和3年3月19日(金) とある出港日の風景 この島では毎週1便おがさわら丸がやってきて、数泊して出港していきます。 島で生活していると、見慣れてしまう風景ですが、今日は少し雰囲気が違いました。 この島で育った高校生が一番多く旅立つ日です。 仲間たちがその門出を見送ります。 親はもちろん親のように見守ってきた島の方々が見送ります。 「いってらっしゃい、身体に気をつけて。」 「いってらっしゃい、元気でね。」「いってらっしゃい、また会う日まで。」 まるで島全体で見送っているようです。 「父島発 東京行」 片道切符を握りしめ、たくさんの希望と、少しの不安を胸に旅立ちます。 人生の門出に掲げられた紅と白の2本の旗は、今から二十数年前、当時の高校生の手によって作られたそうです。 そしてその高校生が親となり、同じ歳になった子どもの旅立ちを祝福するようにはためいています。 「いってらっしゃい、わたしたちの宝もの」 子どもたちは、こうして送り出すことのできた親たちを一人前にしてくれました。 さあ、これからはあなたたちの時代です。 「いってらっしゃい!夢に向かって!未来を切り拓こう!」 令和3年3月18日(木)巡視船「みかづき」初度入港 令和3年3月24日(水)就役披露式 小笠原諸島周辺で相次ぐ外国漁船による違法操業の取締まり強化に向け、巡視船「みかづき」が父島に配備されました。 父基分も「WELCOME」で迎えます。 就役したばかりということもあり、真っ白です。日焼け前のわたしたちと同じです。 総トン数200トン、長さ43m、ジェットフォイル推進(※)で、命名の由来はここ父島にある「三日月山」にちなんで付けられたそうです。 ※ジェットフォイル推進(ウォータージェット推進) 後方に高圧の水流を噴出することで推進力を得る方式 就役披露式にもおじゃましました。巡視船「みかづき」精鋭の皆様です。 この海を守るため、お互いに力を合わせていきます。決して裏でバチバチということはありません。 (初度入港及び就役披露式の模様は写真集にも載せております。ぜひご覧ください。) 令和3年3月11日(木) 東日本大震災から10年 東日本大震災10年となるこの日に、哀悼の意を表するため、半旗を掲揚しました。 全国から集まっているこの父基分の隊員の中には被災しながらも、災害派遣任務に従事した者もいます。 この穏やかな海が豹変する姿を思うと、なんとも言えない気持ちになることもあります。 14時46分に隊員総員黙とう、おがさわら丸も汽笛を吹鳴し、弔意を表しました。 私たちはいかなる事態にも対処していけるよう父島基地分遣隊長のもと、一丸となっていきます。 私たちの「和」はここにあります。 おとなりの気象庁も心はひとつです。 令和3年3月9日(火) 4/四半期自隊警備訓練 銃操法訓練 隊員個人の銃操法の向上を図り、併せて父基分の警備能力向上を目的とし、訓練を実施しました。 実際に小銃を使用して訓練を行います。 ひとつひとつの動作を集中して行います。 いつもなごやかな父基分ですが、訓練になると真剣です。。 教官の厳しい目が光ります。 この目ににらまれただけで震え上がります。 基地を、島を、そして家族を守るため、これからも取り組んでいきます。 令和3年2月20日(土) 島内一周マラソン 島民の方の企画で、島内一周マラソンが実施されました。 日ごろから趣味で走っている方々の輪に入れていただきました。 総員十数名のうち、6名が父基分の隊員でした。 天候もよく絶好のマラソン日和です。 自然と笑顔がこぼれます。 ロケーションも最高です。 先導車も大活躍です。 明日からの活力を得ることができました。これからもがんばるぞ! 令和3年2月3日(水) くにさき艦艇見学(海上からの見学) 四半期に一度の常続補給のため、父島に入港した「くにさき」の艦艇見学を実施しました。コロナ禍でもなにか広報はできないかということで、乗員と接しない形で交通船による艦艇周回を実施しました。 コロナ対策のため、マスク着用、消毒及び検温を実施し、「くにさき」を目指します。 洋上から見るとその大きさが際立ちます。 なんと、スタンゲ―ト(後部門扉)を開放し、艦長をはじめ、乗員及びLCACクルーのみなさんが出迎えてくれました。 マスク越しではありますが、そのおもてなしに喜んでいる笑顔がよくわかります。 他にもサンドレッド投てきの展示、発光信号による「ようこそ」、旗流信号による「WELCOME」そして手旗信号による「いらっしゃいませ」のメッセージも送ってくれました。 父島基地分遣隊としてコロナ感染防止に十分配慮しながら少しでもできることを追求し、「和」を築いていきたいと考えております。 令和2年12月31日(木) 祝成人!千葉壮太郎1士来隊 父島から海上自衛隊に入隊(護衛艦あさぎり所属)し、成人式のため帰島した千葉1士が来隊してくれました。 見るからに好青年です。 隊長、八戸准尉、先任伍長と懇談しました。 終始和やかな感じでしたが、常にピンと伸びた姿勢が印象的でした。(奥で品定めする見守る先任伍長) 隊長から記念品を渡します。 まさかのお土産返しです。 父島の海のようにきれいな心の後輩と対面し、自衛隊の将来も安泰だと感じております。成人おめでとうございます! 千葉壮太郎1士は令和3年1月1日に士長に昇任です。合わせておめでとうございます! 令和2年12月27日(日) 門松制作 今年も残すところあとわずか、年の瀬が押し迫ってきました。新年を迎えるにあたり、警備科八戸准尉の手により門松の制作が行われました。 前日から心をこめて制作した門松の最終的な飾りつけを行います。 ハイクオリティな門松に仕上がってます。 通常は竹を使用しますが、今回はなんと「鉄パイプ」を使用しております。当隊の精強さの一端が感じ取れます。 となりのソテツも飾りつけ。 本年も大変お世話になりました。来年も皆さまにとってよりよい一年でありますように。 令和2年12月24日(木) 一部不在時防火訓練 不測事態対処能力の向上を図るため、当直員を対象に一部不在時防火訓練を実施しました。 激しく燃えています。 火災発生場所等を連呼報告します。 最小の被害に抑えるため、初期消火を実施します。 基地内に火災の状況を示達します。 迅速かつ的確な消火活動により、無事火勢を制圧することができました。 強点、弱点を洗い出すため、しっかりとデブリーフィングを実施し今後に生かします。 皆さまも火の元には十分注意しましょう。メリークリスマス! 令和2年12月18日(金) 令和2年度小笠原管内排出油等防除訓練 海上保安庁小笠原海上保安署主催により、二見港桟橋着岸中の船舶から排出油事故を想定し、排出油による汚染拡大を防止するための訓練が実施されました。 参加機関は、海上自衛隊のほかに、海上保安庁、小笠原支庁、警視庁、小笠原総合事務所(国機関)、小笠原村総務課、環境省、東京電力パワーグリッド(株)、小笠原島漁業協同組合及び小笠原海運(株)と多岐にわたっています。 海上保安庁職員の方から説明を受けます。 オイルフェンスを展張します。 海保「さざんくろす」と当隊ゴムボートも協力します。 各機関が力を合わせて作業を実施します。 決して合同運動会の綱引きではありません。 このきれいな海は私たちの手で守っていきます。 令和2年12月17日(木) 津波対処部署訓練 地震及び津波の発生に備え、津波対処部署訓練を実施しました。 指揮所を設置し、態勢を整えます。 施設保護を実施します。 救難器材等の搬出を行います。 車両の移動を行います。 車両?の移動を行います。 総員の力を結集し、速やかに作業を行い、高台に避難し完了です。 もしもの時に備えて訓練を実施しますが、いつまでも穏やかな海であることを願っています。 令和2年12月14日(月) 常続補給、くにさき艦艇見学 父島基地分遣隊では、四半期に一回輸送艦による常続補給が実施されます。 LCACによって物品が運ばれてきます。 いつものように黙々と働きます。 今回も事故なく終了することができました。(くにさきに戻っていくLCAC) また、夕方から募集対象者に対する艦艇見学を実施しました。 テンションが上がります。(テンションMAXなのは引率の先生かもしれません。) くにさき艦長、先任伍長をはじめ、みなさんとても優しくしてくれます。 入隊希望者はぜひご連絡ください。(広報の模様は写真集をご覧ください。) 令和2年12月11日(金) 交通船下架作業 台風シーズンを迎える前に上架していた交通船の下架作業を行いました。 総員で交通船の移動を行います。 それぞれが与えられた役割を淡々とこなしていきます。 無事に入水完了しました。 みんな安堵の表情を浮かべます。 しかし、異状なしを隊長に報告するその瞬間まで、絶対に気を抜くことはありません。 「無事に終わってよかったね。」「うんそうだね。」(入隊同期の2人) 令和2年12月9日(水) 運動能力測定(11月18、19日にも実施) 海上自衛隊では年に1回運動能力測定を実施することになっています。実施種目は、腕立て伏せ、腹筋(ともに2分間)、懸垂、ソフトボール投げ、走り幅跳び及び3000m走です。 父島基地分遣隊には精鋭が揃ってます。 日ごろから鍛えている私たちにとっては朝めし前です。 朝めし前です・・・ 何はともあれ丈夫な体作りは任務を達成するためには欠かせません。 令和2年11月30日(月) 小笠原中学校職場体験支援 小笠原中学校生徒2名に対し、職場体験支援を行いました。話を聞く姿、いろんなことにチャレンジしているときの真剣な眼差しが印象的でした。 真剣に話を聞く生徒の2人 一生懸命な姿が素敵でした。 敬礼も隊員と遜色なくできるようになりました。 生徒のことが心配だったのか、先生も駆けつけてこられました。でも、消防車の体験搭乗を一番楽しんでいたのは先生かもしれません。 令和2年10月22日(木) 濱江丸今昔物語(操船訓練) 操船訓練を利用して、境浦に座礁している濱江丸の今昔比較写真を撮影しました。今では船体のほとんどが見えなくなっています。 撮影のため境浦へ上陸 濱江丸の昔の状況(返還当時と推定、船体ははっきりと見えている。) 濱江丸の現在の状況(船体はほとんど見えなくなっている。) ※中央は当隊隊長、昔の写真と今の写真に写っている一番右の方は同一人物ではありません。 他コンテンツはこちら↓↓ 令和6年度 令和5年度 令和4年度 令和3年度 << 前のページに戻る