父基分の日常 令和3年度 令和4年2月26日(土)、27日(日)第3回新型コロナワクチン接種 当隊の体育館において、父島住民を対象に第3回新型コロナワクチン接種が行われました。 0800時から受付開始します。 父島の医師と内地からの応援の医師が対処します。朝から大忙しです。 3回目となるとワクチン接種はかなりスムーズです。4回目はもうないことを祈りながら実施していきます。 コロナのない世の中に早く戻ってほしいですね。 この2日間、ワクチン接種は2030時まで実施しました。医師の方、村役場役員の方々の関係者 夜遅くまでありがとうございました。ワクチン接種結果 2月26日(土)470名 27日(日)345名 ちゃっかり海上自衛隊の広報も実施しました。 コロナ渦で学生の思い出のひとつである修学旅行がなくなったり、イベント・行事等がなくなったりと暗いニュースばかりですが、耐えましょう。ワクチン接種・手洗い・顔洗い・うがい・マスクの習慣と不要不急の外出の自粛等“今”私達ができることを最善を尽くしてやりましょう。また、みんなが住みやすい平和な世の中に戻ることを信じて・・・。 令和4年1月13日(木)~15日(土)すべり整備 横須賀水中処分隊の支援を得て、「すべり整備」を実施しました。 すべり整備とは? すべりとは(US-2(飛行艇)及びLCAC(ホーバークラフト型の輸送艇))が海面から陸上に揚陸する場所。付着物及び堆積物(砂、泥、鉱物、生物遺骸等が積み重なったもの)の除去、清掃を行うことを「すべり整備」といいます。 海が荒れればこのような状態になり、任務に支障が生じます。 父島基地分遣隊員で定期的にすべり整備を実施していますが、水中部分の付着物等の除去作業については、横須賀水中処分隊の潜水作業の協力を得て実施しています。除去作業には金づち等を使用します。 この日は天候も悪く、水温も低い日でした。父島の海でも冬は寒い! 「すべり整備」は表には見えにくい作業ですが、船が揚陸できるのも整備している方々のお陰なんですね。隊員一人一人が「為すべきことを為す」ことにより、事故なく安全に任務を遂行することができます。どんな些細な仕事でも重要な役割を担っているため気を抜くことはできません。 寒い季節に天候の悪い状況の中、すべり整備作業のご協力ありがとうございました。父島でおいしい食事を食べて、おいしいお酒を飲んで父島を満喫していって下さい。そしてまたぜひ父島に来て下さい!※夏に来たら内地に帰りたくなくなりますのでご注意下さい 令和3年12月6日(月)、8日(水)小笠原中学校職場体験支援 小笠原中学校生徒に対し、職場体験支援を行いました。 よく来てくれました。人生とはどういうものか教えてあげましょう。覚悟しておくように。 最初に伝えておきますが、これからみなさんが歩んでいく人生にはいろいろなことが待ち受けています。常に順風満帆とはいきません。 時にはこんがらがってわけがわからなくなってしまうかもしれません。 壁にぶつかったり、周りが見えなくなることもあるでしょう。 どうしても自分の殻に閉じこもってしまいがちになることもあります。 そんなときこそここでの体験を思い出してください。みなさんには素晴らしい仲間がいます。 ひとりじゃできないことも、力を合わせれば必ず乗り越えることができます。 さあ、殻を打ち破るんだ!君たちならやれる! みなさんには、どんなことも成し遂げることのできる無限大の可能性が広がっています。 いよいよ人生という大海原へ出港です。 みなさんが、困難を乗り越え、成長していく姿を楽しみに見守っています。明るい未来へ、いってらっしゃい! 令和3年10月26日(火)車両点検 当隊で保有している車両点検を年2回実施しています。 管理科先任海曹が先導し、隊長が点検します。 まずはトラック3/4t 4×4(バン型)及び業務車3号(ワゴン車)です。バン型は最大9名乗車でき、荷物も多く運ぶことができるので使用頻度は高いです。 次に水槽付消防ポンプ自動車です。この島では、当隊のほかに小笠原村消防団が2台保有しています。 続いてトラック3/4t 4×2(キャブオーバ)とトラック1/4t 4×4(バン型)です。 キャブオーバは主に人員及び物品の輸送で使用しており、入隊前は100人乗っても大丈夫だと思っていましたが、定員は17名です。 最後にフォークリフト2t(ディーゼル式)です。2本の爪でだいたいのものは持ち上げます。カメも救出可能です。 車両の維持管理を担当している管理科は、管理科長を含むすべての隊員が大型免許を保有しており、常日頃から運転技術練度維持向上に取り組んでいます。 (A)当たり前のことを(B)馬鹿にせず(C)ちゃんとやる。ABCを基本徹底し、継続していくことが大切です。 結果、どんな車両でもプロ級の腕前です。 令和3年10月20日(水)防災器材について 当隊では、毎月防災器材の整備・作動確認及び点検を実施しています。 保有する防災器材の一部を紹介します。 始めに「消防ポンプ」です。本体にホースを2本接続し、1本目は水源から水を汲み取り、2本目のホースから放水します。主に火災発生時に使用します。 次に「バルーン投光機」です。灯具(ランプ)、マスト、台車及び発電機で構成されており、発電機始動により灯具(ランプ)を点灯させることができます。まるで太陽です。 ※ 全光速=115000lm(ルーメン)、12畳の部屋を照らすのに約5000lm(ルーメン)必要 最後に「レスキューキッチン」です。約100食分の米をわずか20分で炊き上げることができます。ちなみに近藤3曹(写真右)は米よりパン派です。 災害は起こらないことを願うばかりですが、もし起きたときのために日頃から整備・作動確認及び点検を実施し、迅速に対処できるよう基本を徹底し、即応の維持に努めていきます。備えあれば患いなし! 令和3年10月1日(金)父島基地分遣隊長の離任式及び着任式 奥村2佐の離任式、訓示 在隊期間中はコロナ禍の影響で行事もほとんど参加することができず、島民との交流を深めることができなかったのが心残りでした。 清水2佐の着任式・出迎え 清水2佐訓示、指導方針「一所懸命」 部隊の精強・即応の維持、地元自治体・住民からの海上自衛隊への信頼の維持、隊員一人一人が「為すべきことを為す」。 奥村2佐見送り 奥村2佐の持ち前のパワフルな性格と明るく気さくな雰囲気で普段の勤務、日常生活を楽しく過ごすことができました。 奥村2佐なんだか寂しそうです。約1年2か月の間お疲れさまでした。 奥村2佐(剣道有段者)が父島に帰ってきた際には、総員「かかり稽古」で 出迎えたいと思います。いってらっしゃい! 令和3年6月28日(月)、7月16日(金)、9月8日(水)、24日(金)学校訪問 小笠原小、中、高校及び母島小、中学校をそれぞれ訪問しました。 砕氷艦「しらせ」の機関長として、2度の南極地域観測協力を経験した当隊隊長が授業の一環で南極及び「しらせ」について講話を実施しました。 この中に訪れたことがある人はおそらくいないであろう南極の話に興味津々です。 授業が終わったあとも、目をキラキラさせながら隊長に直接質問している姿が印象的でした。 もちろん「南極の氷」も持参しています。 雪さえ見る機会のない小笠原諸島で体験した「南極の氷」は生徒たちにはどう映ったのでしょうか。 小笠原中学校の校長先生はずっと「この氷でロックを~、ロックを~」と言われてました。 大人になるということはいろんなことを経験していくのです。 生徒のみなさん、当隊隊長が実施した講話の時間は、みなさんの人生においてはほんの一瞬に過ぎません。しかしこの一瞬でも世界は広く、壮大だということは十分伝わったのではないでしょうか。将来、みなさんがその世界に飛び立ち、可能性にチャレンジしていく姿を楽しみにしています。 どれだけ時間がかかってもいいんです。あなたが成長し大人になってまた戻ってきたとき、チャレンジした世界の話を聞かせてください。そのときは一杯酌み交わしましょう。「最高の氷」を準備しておきます。 もちろん、校長先生といっしょに。 令和3年8月29日(日)赤ちゃんガメ大救出 いつもと変わらないのどかな週末の父基分でそれは起きました。 5月から8月の間、地形を変えてしまうほど基地前の海岸でウミガメが穴を掘りまくり、数多くの卵を産み落としていきました。 ここに卵が埋まってます。 小笠原海洋センター(通称:カメセンター)の職員の方々が生み落とされた卵をひとつ残らず回収し、孵化させ、数年育てて海に放流しています。 おやおや、これは一大事です。 基地前の海岸で孵化した赤ちゃんガメが、基地内の工事現場に迷い込んでしまったようです。 カメセンターの職員の方々が駆け付け、無事赤ちゃんガメを救出することができました。 ひょっとしたらこちらの方のご家族かもしれません。 「父島基地分遣隊」前海岸で生まれた赤ちゃんガメたちの数十年後の里帰り出産を隊員一同楽しみにしております。 令和3年7月19日(金)~21日(水)企業研修支援 小笠原中学校教諭1名に対し企業研修支援を実施しました。 中堅教諭等としての職務を遂行する上で必要とされる資質の向上を図るべく、また自衛隊の理解を深めてもらえるようビシバシやります。 あいさつ代わりにモールス送受信に挑戦です。 この広大な敷地の環境整備(草刈り)も実施します。 基本動作である「気をつけ」や「敬礼」も容赦しません。 「休め」で休めると思ったら大間違いです。 この地獄の3日間をよくぞ耐え抜きました。精悍な、素晴らしい隊員が養成されました。 先生、お礼を言うのはこちらかもしれません。 来られた時よりもその背中が大きく、たくましく見えたのは私だけでしょうか。 (それとも、この3日間なにか暴飲暴食でもされたのでしょうか。) 先生の今後のさらなるご活躍を祈念いたします。いってらっしゃい! 令和3年7月16日(金)戦没者追悼式 当隊にある旧海軍父島航空隊壕跡にて、戦没者追悼式を実施しました。 昭和19年8月31日、爆撃弾により陸海軍の将兵52名の尊い命が失われました。この狭い壕の中でそれだけ大人数が・・・、と考えると当時の壮絶さが図り知れません。 御霊に対し1分間の黙とうを行います。 隊長以下父基分隊員による献花を行います。 それぞれが鎮魂の想いを込めてお参りをします。 今を生きる私たちは、「和」をもって日々できることをひとつひとつこなしていきます。 どんな時代も、毎日が平和で、みんなが笑顔で過ごせるようこれからも努めていきます。 令和3年6月21日(月)迷い亀救助 早朝から当直士官が基地内を見回りしていると、めずらしく仰向けで寝ている亀を発見しました。夜のうちに海に戻るはずが、寝過ごしてしまったようです。 ベンチプレス130kgを誇る武石1曹と、父島勤務を20年希望してきた芝上1曹が2人がかりで優しく起こしてあげます。 てこの原理も使ってみます。 ようやく目が覚めたようで、大急ぎで海に戻っていきます。 たまに休憩します。 無事海に入れたことを確認し、ひと安心です。 ここ父基分では時折基地敷地内で寝坊してしまう亀がいて、≪ここは寝床じゃないよ≫と、起こしてあげます。なお、ネボスケ亀のご家族についてご存知の方はご連絡お待ちしております。 令和3年6月22日(火)、23日(水)第1回新型コロナワクチン接種 当隊体育館において、父島住民12歳以上64歳以下を対象に、第1回新型コロナワクチン接種が行われました。 小笠原村から使用申請がありました。 この島で空調設備が整っている大型施設は当隊の体育館だけです。 コロナ禍以前は、バレーボール、バトミントン、フットサル、剣道などを実施しており、島民との交流の場でもありました。 もちろん筋トレも。 どんな状況であってもコロナに負けず、これからの形を模索しつつ、今後も積極的に小笠原村のために協力していきます。 「駐車場の車」とかけまして、「ワクチン接種後」とときます。その心は・・・ どちらも「これから動き出すでしょう。」 みなさま、一歩一歩進んでいきましょう。 令和3年6月6日(日)無事故連続6666日達成 海上自衛隊父島基地分遣隊は無事故日数連続6666日を達成しました。 奇しくも6月6日に6666日を達成、約18年間です。 主な任務として、急患輸送支援や近傍災害派遣を実施しております。 時には迷い亀も救助します。 東京から約1000km離れたこの地で、皆さんが安心して暮らせるよう「最後の砦」となるべく今後も継続していきます。 ここはまだまだ通過点、用意周到、足元固めてさあ次の1日へ。 令和3年5月11日(火)密着!ぞうべ理髪店 今回は、基地内にいる散髪屋さんに密着してみました。 口は悪いが腕は確かと評判のぞうべ店長です。道具の手入れはいつも念入りです。 本日のお客様は当隊隊長です。 ぞうべ「いらっしゃい。刈上げでええですかいの?」 隊 長「いつもの感じで頼むよ。」 ぞうべ「わしは仕事はていねいにやりますけん、安心して座っときんさい。」 隊 長「頼りにしてるよ。」 ぞうべ「お、切りすぎてしもうた・・・なんちゃって」 隊 長「え!びっくりさせないでくれよ(笑)」 ぞうべ「仕上がりはこんなもんです。モデルがええけんバッチリできました。」 隊 長「いつもありがとさん!さすが散髪屋の息子だ。」 ぞうべ「今日もええ仕事したわー。わしゃこれで食っとるけんのう」 以上、基地内にいる散髪屋さんの密着取材でした。 ※ 雜部(ぞうべ)3曹はコテコテの広島人の警備科員で、5月末に敷設艦「むろと」に転勤となります。なお、散髪屋で生計は立てておりません。 令和3年4月14日(水)先任伍長交代式 晴天の中、先任伍長交代式を実施しました。 北畠曹長から檜山曹長に交代します。 北畠曹長から先任伍長識別章を返納します。 檜山曹長へ先任伍長識別章が付与されます。その重みを感じながら受け取ります。 この先任伍長識別章は、次のようなコンセプトでデザインされています。 周囲を囲む左巻きの終端のない索 指揮官の意を体して和を持って部隊等において団結の強化を図る。 波状模様 海上自衛隊の主たる活動の場である「七つの海」を表している。 絡み錨 錨泊中にあってはならないことで、船乗りの戒めとして用いている。 これを先任伍長が着用することで、表面に刻みこんだ識別章の意味するところを識別章の裏側、すなわち「真心」を持って尽くすという信念を持ちます。 この瞬間から当隊先任伍長は檜山曹長となりました。皆さま檜山曹長をよろしくお願いします。 役目を終えた旧先任伍長は元の“バタケさん”となり、まもなく北の地へ旅立っていきます。北畠曹長、本当にお疲れさまでした。 令和3年4月13日(火)横須賀地方総監初度巡視 令和2年12月に着任された横須賀地方総監 酒井海将の巡視を受閲しました。 硫黄島からヘリで父基分に来隊されました。 構内点検中、ちょうど「おがさわら丸」が出港し、父島ならではのシーンが見られました。 点検の様子を見かけた島民の方もおられたようですが、これは登山でも遠足でもありません。 総監指導方針のひとつである「持続」を達成していくために、私たちは、各自が与えられた役割を確実にこなし、また、その役割をいつでも交代できる人材を育成していくため、時には失敗を重ねても、それは成功のための通過点として許容、受容できる部隊の雰囲気を醸成していきます。 「今度はゆっくり来たいなぁ。」by総監(から漏れてた心の声) 「ですよね。」by隊長(満面の笑み) 他コンテンツはこちら↓↓ 令和6年度 令和5年度 令和4年度 令和2年度 << 前のページに戻る