CJBF

父基分トリビア

第2回 B-しっぷについて

 父島二見港から父島基地分遣隊に向かう途中に「Bーしっぷ」という建物があるのはご存知でしょうか。この「B-しっぷ」で、5月でもないのに「こいのぼり」のようなものがあがる、しかもそれは鯉ではなくクジラらしいという噂を耳にしたので居ても立っても居られなくなり、建物の中には何があるのか?という疑問と合わせて調査するべく「B-しっぷ」に向かいました。

 B-しっぷの中には・・・その1
 小笠原ホエールウォッチング協会(Ogawawara Whale Watching Association)OWAがあります。
 1989年にホエールウォッチングの振興と小笠原の発展に寄与することを目的として発足しました。
 主な仕事内容はクジラの観測です。日本で初めて商業的なホエールウォッチングを開始しました。ウェザーステーション展望台から毎朝8時~30分間の目視観測・調査をおこないます。
 ホエールウォッチングの時期は12月~翌年5月頃。クジラの「のぼり」を掲げる時期については、その年に「ザトウクジラ」の来遊が確認された日からです。もし、12月のシーズンより前にクジラを発見した方がいましたら、OWAに連絡をしてみてはいかがでしょうか?あなたがその年の第1発見者になるかもしれませんよ!クジラは遠浅にいることが多いそうです。
 続いて、クジラの行動パターンについて紹介します。

 Blow(ブロー)
 潮吹き、クジラの息継ぎです。クジラは哺乳類なので肺呼吸をしています。海面に出て息を吹き出す際に、体についている海水や鼻の周りの海水が、ふき飛ばされているので、海水を吐き出しているわけではありません。潮吹きの大きさや形はクジラの種類によって決まっているようです。
 ザトウクジラは真っすぐ上に潮を吹きますが、マッコウクジラは頭の角から斜め前に出します。見る人が見れば、遠くから見てもクジラの種類が分かるらしいです・・・。ちなみに私は遠くからでも島民か観光客かの違いがわかります。

 Breeching(ブリーチング)
 クジラはブリーチングと呼ばれるジャンプをします。実はなぜクジラがブリーチングをするのかという理由については、はっきりと分かっていません。ただ単に遊んでいるのか?体に付いている虫等を落としているのか?仲間に信号(合図)を送っている等の諸説があります。
 ホエールウォッチングでこのアクションを見れる確率は15%~20%と言われています。私の体脂肪率より若干高めです。


B-しっぷの中には・・・その2
 小笠原村観光協会があります。父島への行き方、宿泊、各種ツアーの案内等のサポートをします。小笠原村観光協会のホームページには、人気の観光スポットや郷土料理、特産品の紹介があり旅行を計画する際にはとても参考になります。
 父島の来島には「おがさわら丸」の予約は必須ですが、同時に宿の予約も忘れてはいけません。来島する方の中には予定を立てず、行き当たりばったりで来る強者もいるとのことですが・・。父島では野宿が禁止されています。宿泊施設が満室になる前にまずは宿の確保をしましょう。 最悪、宿泊場所がない場合は小笠原村観光協会に連絡をしましょう。何とかしてくれるかもしれません。(あまりしてこないでねby小笠原スタッフ)

 いかがでしたでしょうか?これであなたも「B-しっぷ」マスターと呼べるでしょう。
(B-しっぷの「B」はなにかわかりませんが・・・)
 父島にはまだ知らないことや父島ならではの魅力がたくさんあります。今後も調査を続けていきます。
 次回お楽しみに!

第1回 敬礼について

 敬礼のことが気になって夜も眠れないという話をよく耳にしますので、父基分の総力を結集し、敬礼について調査してみました。

 一言で「敬礼」といっても、自衛隊における敬礼の種類には、各個の敬礼、隊の敬礼、警衛隊の敬礼、歩哨等の敬礼、自衛艦その他の船舶の敬礼及び旗の敬礼と様々あります。
 また、旧海軍省教育局発行の「新兵教育用参考書」によると、「軍艦の敬礼は大砲を用い、軍隊の敬礼は士官の剣と兵員の銃を用い、武器を持たない者の敬礼は、人体ただ唯一の武器である「眼」と「手」を用いる。」とされています。

 今回はこの「眼」と「手」を用いる敬礼動作である、「挙手の敬礼」にスポットを当ててみたいと思います。

 自衛隊をイメージすると、ほふく前進と二分されるほどメジャーである「挙手の敬礼」の敬礼動作は、「右手をあげ手のひらを左下方に向け、人さし指を帽のひさしの右斜め前部にあてて行なう。」と規定されています。

 諸説ありますが、イギリスでは、王・女王に騎士が謁見をする際、自らの額に右手の甲を当てて、手のひらに武器を握っていないことを証明するために行われていたそうです。
 旧海軍での敬礼の意義は、「相手が一歩踏み込めば、直ちに倒さんとする精神と姿勢をとることであり、威風をもって敵を圧する態度でなければならない。」と書かれており、若干のニュアンスの違いが感じられます。

 どちらにしても「敬礼」とは、真剣さをもって接するものであり、心を通わす手段とも言えます。また、敬礼を実施する上で最も重要なことは、相手を尊敬する気持ちであり、その気持ちを表すのは態度、形式であることから、態度はもちろん形式をおろそかにしてはいけません。指の末節まで神経を行き届かせた端正な敬礼を実施していきたいと思います。

 自衛隊における「挙手の敬礼」は、「右手をあげ手のひらを左下方に向け、人さし指を帽のひさしの右斜め前部にあてて行なう。」となっているのですが、陸自、空自と海自では若干の違いが見られます。

 (向かって左が陸自、空自の敬礼、右が海自の敬礼)
 陸自、空自は地面に対し、二のうでを体の真横で水平にするのに対し、海自においては45度前方で水平にします。これは、狭い艦内を想定し、すれ違う際に突起物にぶつかったり、邪魔にならないようにするためです。思いやりのかたまりです。

 さらに、私たちはいついかなるときも欠礼することのないように備えています。たとえ雨が降っていても上官を見落とさないように、また、右手を空けておけるよう傘をさしません。敬礼に備え、雨もよけれるように日々訓練を積んでいます。

 敬礼について、調査結果は以上となります。いかがでしたでしょうか。これで今夜からぐっすり眠ることができるのではないでしょうか。

 最後におさらいです。挙手の敬礼動作は、
 「右手をあげ手のひらを左下方に向け、人さし指を帽のひさしの右斜め前部にあてて行なう」
 (`・ω・´)ゞ
 左手じゃないんだけど・・・
 この絵文字には全自衛官がモヤモヤしており、睡眠の妨げになってます・・・

 それでは次回をお楽しみに。

<< 前のページに戻る

所在地 27-09N 142-19E