司令官日記
自衛艦隊のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
暦の上では春を迎えましたが、依然寒い日が続いています。自衛艦隊は、精強性を保つため、引き続き万全な体調管理を行い、誠実に任務に臨みます。
それでは1月中の主な活動について紹介します。
●1月28日、米海軍原子力推進機関部長 ウィリアム・ヒューストン大将の来訪を受けました。懇談では、ヒューストン大将から原子力に関する米海軍の徹底した安全管理について説明を受けました。また、日米両国を取り巻く安全保障上の課題について認識を共有し緊密な日米関係を確認するとともに、今後も強固な日米同盟に基づき海軍種間で抑止力及び対処力の強化を図り、地域の平和と安定に寄与していくことで一致しました。
自衛艦隊は引き続き、隊員が一丸となって「即応」・「精強」・「誠実」を勤務方針として、24時間365日、一分の隙もない万全な警戒監視態勢を維持し、我が国周辺海域の平和と安定に努めるとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、力による一方的な現状変更の試みや法の支配への挑戦を抑止するために、これからも積極的に貢献して参ります。 皆様の変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和7年2月
自衛艦隊司令官
海将 大町 克士