２０１９年受講者所感

２０１９年７月、日本で第８回国際平和協力上級課程に参加できたのは幸運でした。私は、中東地域又は国連の活動に派遣される全ての豪州軍隊員に派遣前訓練を行う第３９作戦支援大隊の指揮官であるため、この課程に興味を持ちました。質の高い運営、国際平和協力センター職員及び委託教官の能力、きめ細かく実用的な教育、学んだことを定着させるための演習に深い感銘を受けました。私は、ここで気付き、学んだことの全てを豪州で行う訓練の向上に役立てることができると確信しています。この素晴らしい教育に参加する機会を下さった国際平和協力センターに心から感謝しています。

私は、ドイツ連邦軍国連教育訓練センターの諮問グループ長として、既に幾つかの国で幾つかの課程を受講しています。これらの経験の中でも、第８回国際平和協力上級課程には、好ましい特色があります。国連での経験を有する一流の教官方、現代的で優れた学習環境、そしてこの国の素晴らしいもてなしにより、即座にこの課程に集中することができました。また、講義は楽しく細部まで留意されており、１１か国からの参加者が、国連ミッションの部隊長という将来の任務に対し万全に備えることができました。
　最後に、私が心に留めているネルソン・マンデラ氏の格言を紹介します。「何事も成功するまでは不可能に思えるものである。」

私は２０１９年に国際平和協力上級課程に参加する機会に恵まれました。私はこの課程から、部隊指揮官に期待される事柄と役割に関する深い知見を得られました。この課程は非常に良く構成されており、教材は深くリサーチされたものであり、非常に優秀な教官方はプレゼンテーションだけでなく、グループ討議、演習、ロールプレイといった手段を用いて我々を教育してくれました。教官方が共有してくれた広大な経験は非常に貴重で、多大な価値があり、理解の向上に役立ちました。この課程は、私にとって素晴らしい経験であり、将来の部隊指揮官としての知識と能力が高まったと感じています。

カイシン・サスニー中佐と申します。私は、タイ王国軍の第２次工兵中隊長としてＵＮＭＩＳＳに派遣予定です。第８回国際平和協力上級課程に参加できたことは大変光栄でした。世界各地における国連ミッションでの素晴らしい経験を共有してくれた各分野のエキスパートである教官方及びクラスメート達から、様々な知識を得ました。私は、この貴重な機会と経験が、２０１９年１２月に予定されているＵＮＭＩＳＳ派遣に役立つと確信しています。最後に、教官方、同僚、クラスメート及びこの素晴らしい教育を催し、関与して下さった職員の方々に感謝致します。