平成27年2月


岩見沢派遣隊が第345会計隊「準優勝」に大きく貢献!  
               平成27年2月7日

 第345会計隊岩見沢派遣隊は、平成26年度方面会計隊冬季戦技競技会に参加し、部隊競技で第345会計隊「準優勝」に大きく貢献した。
 平成19年に第327会計隊から第345会計隊に集約試行された岩見沢派遣隊は、第327会計隊長兼ねて岩見沢派遣隊長渡邉1尉の指揮の下、冬季戦技を見据えた体力練成を年間を通して実施するとともに、積雪後は起伏の激しい孫別演習場内で練成に励み、個人で野中3曹は第1位、小松3曹が第3位に入賞してリレー競技「
優勝」の大きな原動力となった。

第327会計隊長兼ねて
岩見沢派遣隊長
渡邉1尉

個人競技 第1位
タイム 23分28秒
野中3曹

個人競技 第3位
タイム 25分06秒
小松3曹

第345会計隊「準優勝!」

群スキー行進訓練を実施  
               平成27年2月9日〜10日

 2月9日から10日、第12施設群は、北海道大演習場一夜二日のスキー行進訓練を実施した。
 本訓練の目的は、積雪寒冷地での行動能力の向上を図るものであり、訓練課目「スキー行進訓練」「イグルまたは雪洞での宿営」の2点を実施した。
 前進命令を受領した各中隊は0800以降、宿営予定地域まで6.3Kmを行進し、到着後各種地形・積雪量に応じたイグルまたは雪洞を迅速に構築した。警戒、分散及び偽装に努めつつ休憩・仮眠をとり、2000以降再び行進を開始し翌0700頃、集結地までの16.5Km、総距離約23Kmを行進した。この日は数日間続いた暖かさから一変、寒気と時折吹き付ける強風の中、さらに前日の雨による凍結した路面と悪状況であったが、隊員たちは高い士気を維持し、全員が無事に訓練を終えることができた。
 駐屯地に帰隊後は速やかにAARの場を設け、各中隊から「生きた技術」「隠れた技術」を収集して検討・普及し、積雪寒冷地における行進能力の更なる向上を図った。

行進隊形を維持して前進

行進中も敵を意識した行動

集結地到着後速やかに警戒

イグルの構築

収集した教訓をスライドで確認

各中隊は独自の技術、着意事項を普及

駐屯地友の会による岩見沢駐屯地見学・講話  
               平成27年2月10日

2月10日、岩見沢駐屯地は「岩見沢駐屯地友の会」の駐屯地見学を実施した。
「岩見沢駐屯地友の会」は昨年末、岩見沢市観光協会、各協力団体及び市内の事業主等により、駐屯地を応援する気風が自然発生的に高まり、駐屯地が市民にとって身近な存在であり、地域の発展のためにも駐屯地と地域が一体となった活動を実施して内外に発信することを目的として発足したものである。
 見学会は当初、概況説明で岩見沢駐屯地の変遷や施設科部隊の任務、魅力さらに多様な訓練等を紹介した。
 司令による防衛講話では、北部方面隊の概要や岩見沢周辺の協力諸団体との関係構築等について話し、最後の質疑応答では多数の質問や意見が出され、時折笑いも起こる等大いに盛り上がり、自衛隊及び駐屯地に対する理解を深めていただくことができた。その後は駐屯地食堂での喫食体験に引き続き、イグル、雪洞及び冬季における個人装備について展示・説明を行った。参加した方々は、雪洞に入ってその温かさを体感したり、初めて見る装備等を熱心に研修されていた。
 短い期間ではあったが、友の会会員と岩見沢駐屯地との連携が強まるとともに、地域の発展へとつながる第1歩となった。

                 駐屯地司令による防衛講話

概況説明

駐屯地食堂において喫食体験

資料館見学

冬季における個人装備の説明

直接隊員に質問する会員の方々

イグルの温かさを体感

     月形町長 櫻庭誠二氏による講話で学ぶ
      【樺戸集治監と北海道開拓の歴史】
  
                  平成27年2月12日

 岩見沢駐屯地は2月12日、月形町長 櫻庭誠二氏を講師として招き、「樺戸集治監と北海道開拓の歴史」について講話をしていただいた。
 櫻庭氏は講話で「月形町は明治14年、北海道で初の樺戸集治監(刑務所)の設置とともに空知管内最初の村として誕生し、本年開町135年を迎える特異な生い立ちを持つ町である。今、私たちが立っている緑豊かで肥沃な大地は先人達が築いた希望の地であり、先人の努力に感謝と敬意の念を胸に刻み、郷土を愛し、笑顔で明るく元気なまちづくりを進めている。」と述べた。
 質疑応答では「理想のリーダー像は」「月形町でこれが一番だと誇れるものは」の質問に「町内小中学生の名前を全て覚えて一人一人に声を掛けるようにしている。」「収監された方々が出所する際に社会復帰できるよう町内の工場における勤務環境を整えていることが町としての取り組みであり、他の市町村では真似のできない誇れることだ。」とし、町長としての熱い想いを述べられた。
 貴重な講話を拝聴した駐屯地隊員は、それぞれの郷土愛を育み、先人達が築いてきた緑豊かな大地に今一度感謝する非常に良い機会となった。

月形町長 櫻庭 誠二氏

貴重な講話を拝聴する駐屯地隊員

各中隊は命題研究を実施
          平成27年2月16日〜19日

 2月16日から19日までの間、第12施設群は、孫別演習場、北海道大演習場島松地区及び釧路演習場において、#2隊集中訓練に参加し、各中隊は命題研究を実施した。
 各施設中隊等は、陣地構築における凍土の特性及び克服要領、障害構成における雪崖等の効果や積雪地域における地雷埋設時の着意事項等について検証した。第312施設器材中隊は、81式自走架柱橋の凍土における架設要領、第302坑道中隊は、冬季坑道掘削に必要な基本的事項等について検証した。
 また、衛生班は担架にバックボードを装着した状態での雪上車への固定要領、通信班はソリや背負子に有線を縛着した有線構成要領について検証した。各中隊はそれぞれ創意を凝らし冬季特性に応じた施設作業について検証し、その成果を確認した。
 今回の命題研究は、近年低迷していた積雪寒冷地における施設科部隊の戦闘行動を今一度見直し、今後段階的に向上・発展させていくことを目的としており、大きな成果を得ることができた。なお、今回の検証結果を各施設科部隊へ情報提供を実施し、併せて施設学校の「磨輝絆」に投稿し、全国施設科部隊に対する冬季施設作業の一助とする。

       バックボードを使用し雪上車による患者搬送

ソリにドラムを縛着して有線を構成

道路啓開

81式自走架柱橋の架設

雪山を地山に見立てて掘削

コンクリートの吹き付け

第337施設中隊冬季訓練検閲を実施
          平成27年2月21日〜27日

 2月21日から27日までの間、第12施設群は、岩見沢駐屯地及び北海道大演習場東千歳地区において第337施設中隊冬季訓練検閲を実施した。
 21日、岩見沢駐屯地において編成完結式及び隊容検査を実施し、23日、北海道大演習場東千歳地区において状況を開始した。
 本訓練検閲は、本年度における群冬季訓練の集大成というべきものであるとともに、陣地構築においては職種協同訓練(施設)の成果をさらに発展し、あるべき姿を追及するという特性があり、スキー行進、集結地の占領、陣地構築、障害構成を主な検閲項目として2夜3日の連続状況下で部隊を検した。また、帰隊後の27日には、岩見沢駐屯地においてAARを実施し、中隊の行動等を検討してじ後の資とした。
 第337施設中隊(中隊長:鈴木1尉)は、今回の訓練検閲受閲に向けて、各作業における冬季の特性を克服するための創意工夫事項を、集中訓練や中隊訓練の場を活用して、受閲前の最後の最後まで練成を重ねて準備を万全にした。
 また、受閲期間中は雨、雪、さらに一日の寒暖差が大きい等、過酷な状況であったが、そんな中でも隊員たちは戦闘モードに切り換え、強靭性を保持し、中隊長を核心として困難を乗り越え、無事任務を完遂した。


編成完結式

任務の理解度の確認

スキー行進

集結地の索敵

関係部隊との調整

ライナープレートによる指揮所の構築

COPの後退に伴う通路閉塞

AAR