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今月のトピックス

今月のテーマ

高校生に対する募集始まる

防衛省の大学『防衛大学校』について

 7月1日から高校生に対する自衛官等募集が始まりました。先月号では、高校卒業後の進路として「就職コース」について紹介しました。今月号では、「進学コース」の1つである防衛大学校について紹介したいと思います。
 防衛大学校は、神奈川県横須賀市に所在し、世界に通用する国防のリーダーを養成する大学です。修学期間は4年で、一般の大学と同様、各分野の専門教育を受け、卒業すると「学士」という学位を取得します。学部は大きく人文・社会科学部と理工学部に分かれ、2学年進級時に専攻する学科に分かれます。
 人文・社会学部には、人間文化学、公共政策学、国際関係学の三つの学科があり、理工学部には、応用物理学、応用化学、地球海洋学、電気電子工学、通信工学、情報工学、機能材料工学、機械工学、機会システム工学、航空宇宙工学、建設環境工学の十一の学科があります。4学年時の卒業研究では、その成果を卒業論文にまとめて発表します。
 

 他の大学との違いは、卒業後、陸・海・空自衛隊の幹部への道が開かれていることで、ほとんどの学生が幹部自衛官として任官します。安心して学業に専念できるよう衣食住は無償で提供され、入学金、授業料等も無料で、毎月、学生手当約十一万円が支給される他、
年2回、期末手当(ボーナス)も支給されるなど、恵まれた環境にあります。
 また、防衛大学校には、世界十か国以上からの留学生を含め、国内外から多様で優秀な学生が集まり、学生舎の生活(寮生活)、校友会活動(部活動)を自主的に運営しながら、日々切磋琢磨しています。連帯感や友情を深め、生涯の友人を得られることは間違いありません。その他、国内外の著名人から講話を受け、卒業式に内閣総理大臣が臨席されて祝辞を頂く機会がある等、これ以上ない修学環境にあります。

 陸・海・空自衛隊の進路は、2学年進級時に決まり、各要員に分かれて基礎的な訓練も行われます。防衛大学校卒業後は、幹部候補生として陸・海・空幹部候補生学校に入校し、1年後には幹部自衛官に任官します。
 幹部候補生学校卒業時に、職種・職域が決定され、各職種学校・術科学校で更に専門分野の教育を受けた後、部隊指揮官、司令部幕僚、学校教官、防衛駐在官、研究開発官、パイロット等多様な分野で活躍することになります。
 一般大学卒業後も、幹部候補生の試験に合格して幹部自衛官になる道はありますが、4年間国防の志を同じくして同じ釜の飯を食べて共に学んだという意識は高く、学生時代に様々な場面でリーダーとして活躍する機会も多いため、国防のリーダーとして勤務するためには一番の大学であると言えるでしょう。
 山梨地本は、パンフレット等、より詳しい資料を用意しており、また広報官も懇切丁寧に説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。