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防衛省・自衛隊 神奈川地方協力本部は、自衛官を目指している人を応援しています。

電話でのお問い合わせはTEL.045-662-9476(広報班)

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町253-2

本部長通信CAPTAIN


本部長 大谷 三穂
(おおたに みほ)

1 等 海 佐

  • 部隊名    自衛隊神奈川地方協力本部
  • 部隊所在地  〒231-0023
           神奈川県横浜市中区山下町253番地2号
           TEL 045-662-9426

プロフィール


生年月日:昭和46年5月28日
出  身:大阪府
出 身 校:防衛大学校40期(国際関係学科)
略  歴:
平成23年 3月 あさぎり船務長兼副長
平成25年 3月 しまゆき艦長
平成26年 3月 電子情報隊研究指導科長
平成28年 2月 やまぎり艦長
平成30年 3月 海上幕僚監部厚生班長
令和 元年12月 みょうこう艦長
令和 3年 8月 統合幕僚学校教育課
令和 4年12月 かしま艦長
令和 5年12月 現職


入隊激励会(6.3.12)


 皆さまこんにちは。

 暦の上では春が到来していますが、毎日の寒暖差が激しく、温かくなったかと思えば、朝晩の冷え込みの厳しい日があり、私も毎日出勤時に何を着ていけばいいのか迷う毎日です。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

 ここ最近は、神奈川県下各地で開催されている入隊激励会に参加する日々が続いています。この激励会は、自衛官募集相談員会や家族会、隊友会等の自衛隊協力団体が主催し、この春、自衛隊に入隊・入校予定の方々の前途を祝して激励するものです。各地区で規模や実施内容は異なるのですが、いずれの地区も地方自治体の首長様や、国会議員その地区の県、市の議員様等も激励に駆けつけて下さいます。その様な方々から激励を受ける我々自衛官という職が、どれほど崇高なものか、入隊・入校される方々のみならず、保護者の皆さまにも是非ご理解頂けたらと思います。

 激励会では、入隊・入校予定の方にもご挨拶を頂くのですが、ここで私が「いや〜イマドキだな〜。」と感じたのは、若い方が紙ではなくスマホを見ながら挨拶されていることです。私は昭和の人間?!ですので、上着から原稿を出して読み上げるのですが、今の若い方は、それがスマホなんですね!驚きました。途中で画面消えたりしないのかな、とか余計な心配をしながら見ていたのですが、皆さん立派なご挨拶でした。これからがとても楽しみな若者ばかりでした。

 思い起こせば、何十年も前には私も期待と不安を胸に防衛大学校に着校しました。女性1期生ということで、かなり注目もされましたが、入校後にそれらの不安を払拭できたのは、やはり同期の存在が大きかったと思います。今でも彼ら、彼女らとは仕事上でも助け合い、プライベートでも相談相手であり、深い絆で繋がっています。

 これから自衛隊に入隊・入校する皆さんも、不安でいっぱいかと思いますが、間もなく貴方にはかけがえのない友との出会いが待っています。貴方にとって、彼ら、彼女らは同じ悩みや喜びを分かち合い、どんな時でも貴方を助けてくれる存在になります。もちろん、神奈川地方協力本部も、これから先も皆さんを見守っていますので、何かあれば、いつでも神奈川地本にお越し下さい。


 



着任1ヶ月(6.2.5)

※出典:統合幕僚監部HPより


 皆さまこんにちは。

着任から早や1カ月が経ちました。神奈川県は広いので、各協力団体様等への挨拶回りや、募集案内所等の視察などで、県内を東から西へ、南から北へとかなりの距離を移動しました。

 私は大阪府出身ですが、親戚が横浜や平塚に住んでいたこともあり、子供の頃からよく遊びに来ていたので、神奈川県は馴染み深く、移動中の車窓から見える景色も見覚えがある場所が多々あり、懐かしい気持ちになりました。

さて、今年は能登半島地震という災害による幕開けとなり、多くの方々が被災し、我々の同僚である自衛官も多数派遣されております。被災された方々には心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。また、現場で活動している同僚に敬意と感謝を表します。

日が経つにつれて被害状況の詳細が判明し、毎日心を痛めるばかりですが、その中でも、涙もろい私が思わず嗚咽してしまった、ある写真があります。それは、被災地のとある家屋で、おそらく活動中の女性自衛官と、高齢の女性が抱き合っている場面が撮られた写真です。ニュースでも報道されていましたので、ご覧になった方もおられると思いますが、高齢の女性からすれば、孫のような若い自衛官と抱き合いながら「お互いに頑張ろうね。」と励まし合っている姿は、見ている人全てが、震災前の生活に戻ることを願わずにはいられないと思います。改めて、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

我々も与えられた使命を完遂するために努力してまいりますので、引き続き神奈川地本の活動を温かく見守っていただければと思います。




新年の挨拶


 新年あけましておめでとうございます。


 旧年中、皆様には自衛隊神奈川地方協力本部の活動に対しまして、ご理解と温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。


 令和5年12月22日付、自衛隊神奈川地方協力本部長を拝命致しました大谷です。前職は、海上自衛隊練習艦「かしま」艦長として、海上自衛隊の若手幹部育成のため約5か月の間、海上実習をしながら北米から南米にかけて8か国を訪問する遠洋練習航海に参加して参りました。大海原の航海を通じて環海性をかん養するとともに、諸外国との親善訓練等を実施し、国際感覚を身に着けさせ、幹部自衛官として必要な知識・技能を体得した彼ら、彼女らが、本年はそれぞれの部隊で活躍してくれることと期待しております。このような将来の海上自衛隊を担う人材の育成という要職から、次はその基盤となる自衛隊員の人材を確保するという重責を担うこととなり、身の引き締まる思いであります。


 さて、令和5年を振り返れば、猛威を振るった新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行され、社会全体が以前の生活を取り戻しつつあります。しかし、わが国を取り巻く安全保障環境は引き続き不透明な状況が継続しており、国際情勢は依然として不安定なままであり、自衛隊の募集にも少なからず影響を与えております。昨今の少子高齢化に伴う募集対象者の減少とともに、防衛力の中核である自衛隊員の人材確保は喫緊の課題であると認識しております。


 協力本部は、いかなる情勢においても人的基盤の維持・強化のため、地域の皆様のご支援を賜りながら粛々と職務を遂行しております。令和6年におきましても、部員一丸となって日々変化する情勢に柔軟に対応すべく、不断の努力と積極果敢に大胆な取り組みを講じてまいりますので、引き続きのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。


 皆さまの今年一年のご多幸とご健勝を心より祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。



【本部長ご挨拶】


 この度海上自衛隊練習艦かしま艦長から自衛隊神奈川地方協力本部長を命ぜられ過日着任いたしました。

 新任務につきましては職責の重大さを自覚し神奈川県民の皆様と共にある地方協力本部を目指し専心努力を傾注する所存ですので何卒前本部長同様宜しくご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 先ずは略儀ながら書中をもって着任のご挨拶を申し上げます


自衛隊神奈川地方協力本部長 1等海佐 大谷 三穂



お問い合わせ先

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防衛省・自衛隊 神奈川地方協力本部 募集課 広報班