予備自衛官

予備自衛官とは…

普段は社会人としてそれぞれの職業に従事し、企業などの一員として従事しつつ、年間5日間(自衛隊を退職して1年未満の場合は1日間)の訓練に参加します。
いざという時は各種招集命令を受けて自衛官となり、第一線部隊が出動した後の駐屯地警備、後方支援、避難住民の救護・誘導等、災害救助活動の任務にあたります。

応募資格

自衛官として1年以上勤務した者(自衛官候補生の期間を含む)で、次に示す退職時の階級に応ずる応募年齢未満の者です。(海上自衛官、航空自衛官からでも陸上予備自衛官へ志願可能)

1佐 59歳未満
2佐~3佐 58歳未満
1尉~1曹 57歳未満
2曹~3曹 56歳未満
士長~2士 55歳未満
                

※常備自衛官の定年年齢が引き上げられた場合変更されます。

身分

非常勤の自衛隊員(非常勤の特別職国家公務員)です。

任用期間

1任期 : 3年

最終継続任用は、62歳未満まで可能です。

処遇

予備自衛官手当 月額 4,000円
2、5、8、11月に3か月分をまとめて支給。
※ただし、正当な理由のない訓練不出頭の場合、支給が停止されます。
訓練招集手当 日額 8,100円
※上記2つの手当を合わせて、年間の手当支給総額は88,500円となります。
招集旅費及び食事 招集中に必要な被服が貸与され、訓練出頭のための往復旅費及び食事が支給されます。
災害補償 公務に起因する負傷、疾病、障害又は死亡の場合の災害補償は、自衛官と同様に実施されます。

招集訓練(5日間訓練)の一例

訓 練 内 容
1日目 出頭、被服等交付、着隊式、健康診断 等
2日目 野外衛生、体育訓練、基本教練 等
3日目 武器訓練(射撃予習、射撃検定)
4日目 特技に応じた職種訓練又は職務訓練救急法
5日目 精神教育(防衛講話、制度教育)、表彰、離隊式
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