国際平和協力活動等

2018年

国連PKO支援部隊早期展開プロジェクトについて

 11月5日(月)、ベトナム社会主義共和国(ハノイ近郊)において、国連PKO支援部隊早期展開プロジェクトの開講式が実施されました。  また、本開講式には薗浦内閣総理大臣補佐官にご臨席賜り、「国連と協力しながら支援する、三角パートナーシップ・プロジェクト拡大の重要性を強調し、今後も積極的平和主義の旗の下、地域や世界の平和と安定に貢献していく」旨述べられました。

 陸上自衛隊は、本プロジェクトに、陸上自衛官19名(中部方面隊担任)から成る教官団を派遣しており、11月5日~12月14日までの約6週間、アジア及び同周辺地域の工兵要員(ベトナム、ネパール、ブータン、カンボジア、インドネシア、ミャンマー、シンガポール、フィジー及び東チモールの合計9ヶ国、16名)に対して、中型ドーザ、ローラ、バケットローダ、油圧ショベル及びグレーダの5機種の操作教育を実施します。  

 国連PKO要員の能力・装備品不足が喫緊の課題となる中、陸上自衛隊は本プロジェクトを通じて、要員派遣の30%を占めるアジア及び同周辺地域の工兵要員に対して重機操作に必要な練度を付与し、PKO部隊が活動地域へ早期に展開することを可能にすることにより、地域の平和と安定に貢献して参ります。


開講式における集合写真

開講式に参加する教官団

訓練で使用する重機

訓練開始にあたり、訓練生に対する全般説明を実施

重機の構造等に関する教育
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