予備自衛官とは

概要(目的)

 予備自衛官は、非常勤の特別職国家公務員として普段はそれぞれの職業に従事していますが、有事等の場合には、防衛招集命令に基づき、予備自衛官から自衛官となって駐屯地の警備や後方支援等の任務にあたり、大規模震災発生時においても、大臣が特に必要と認める場合には、災害等招集命令に基づき、被災者支援業務等に従事することとなります。また、国民保護等招集命令により出動した場合も、国民保護の任務にあたります。
 なお、予備自衛官は、当該任務に必要とされる知識・技能を維持するため、訓練招集命令に基づき出頭し、年間5日間(自衛官退職後1年未満で出身自衛隊に採用された者の初年度は1日間)の訓練に応じます。

処遇

予備自衛官手当 月額:4,000円(税別)
予備自衛官としての手当てが支給されます。
訓練招集手当 日額:8,100円(税別)
年間5日間訓練招集に応じると 40,500円(税別)が支給されます。
年間総額 手当総額:88,500円/年
被服及び食事 訓練招集期間中に必要な被服等は貸与され、食事も支給されます。
訓練招集旅費 訓練参加のための往復旅費が支給されます。
災害補償 公務に起因する負傷、疾病、傷害又は死亡の場合の災害補償、自衛官と同様に実施されます。

→ さらくに詳しくは、こちら(防衛省サイトへ)

訓練招集の一例

→ さらくに詳しくは、こちら(防衛省サイトへ)

応募資格

応募資格 対象者

〇 自衛官として1年以上勤務した者(自衛官候補生の期間を含む)で、採用時にそれぞれの階級に応ずる年齢未満の者(海上自衛官、航空自衛官からでも陸上予備自衛官へ志願可能)
〇職種により一部の自衛官は、採用年齢が異なります。(音楽科、警務科等)

退職時階級 1佐 2佐~1曹 2曹~2士
採用時の年齢 58歳未満 57歳未満 55歳未満
採用 〇本人の志願意思に基づき、選考により採用します。
〇採用時に階級、職種、特技及び訓練招集部隊が指定されます。
〇採用者には、採用決定次第、本人に採用通知(辞令書の交付)をします。
身分 非常勤の自衛隊員(非常勤の特別職国家公務員)です。
任用期間 1任期:3年(継続任用も可能です。)
上限年齢:最終継続任用は満61歳まで

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