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日米印豪共同訓練(マラバール2022)の開始について

 11月8日、自衛艦隊司令官 湯浅秀樹海将は、日米印豪共同訓練(マラバール2022)の開会式を護衛艦「ひゅうが」艦上において開催しました。
 開会式には、アメリカ海軍第7艦隊司令官カール・トーマス中将、インド海軍東部艦隊司令官サンジェイ・バラ少将、オーストラリア海軍艦隊司令官ジョナサン・アーリー少将が参列しました。
 訓練開始に際して、湯浅司令官は、「「自由で開かれたインド太平洋」を将来にわたり維持し、海上交通の安全を確保していくことは、日米印豪の共通目標です。また、この4か国は、国際法を始めとする国際社会のルールを重視するとともに、力を背景とした一方的な現状変更の試みには一致団結して反対する同志でもあります。本年、世界情勢が大きく変動している中で、海洋秩序の維持、民主主義や法の支配といった普遍的価値を共有する4か国海軍種の緊密な連携・結束を世界に示すことは、極めて大きな意義を有します。この「マラバール2022」を通じて、日米印豪の友情がいっそう深まるとともに、我々の努力の積み重ねが国際社会の安定と繁栄の礎となることを切に祈念します。」と述べました。
 自衛艦隊は即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。