NEWS

多国間共同訓練の実施について

 11月6日~7日、第2護衛隊群は、関東南方海空域において国際観艦式に参加した各国海軍との多国間共同訓練を実施し、部隊の捜索救難に係る技量の向上、参加国海軍との相互理解の増進、信頼関係の醸成及び深化を図りました。
本訓練には、護衛艦「あしがら」をはじめとする護衛艦7隻、掃海母艦「うらが」、固定翼哨戒機P-1、救難飛行艇US-2及び回転翼哨戒機SH-60Kが捜索救難兵力として参加するとともに、10か国の外国艦及び医療従事者が参加しました。本訓練は、掃海艇「ちちじま」等4隻が要救助船舶として活動する中、空水共同での多国間兵力での捜索救難を実施しました。
 海上訓練統制官を務めた第2護衛隊群司令 清水徹 海将補は、「インド太平洋地域の平和及び繁栄の鍵は、「自由で開かれた海洋」です。今回の訓練を通じて、参加国海軍と連携を強化し、同地域の平和と安定及び海洋秩序の維持・強化に貢献することができたと考えます。」との所見を述べました。
 自衛艦隊は即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・友好国と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。