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令和4年度インド太平洋派遣(IPD22)第2水上部隊の帰国について

 10月28日、令和4年度インド太平洋派遣(IPD22)第2水上部隊である護衛艦「きりさめ」は、任務を完遂し、佐世保基地に帰国しました。
 IPD22第2水上部隊は、約4か月の派遣において、豪州海軍主催多国間共同訓練(KAKADU2022)、米豪比海軍主催共同訓練(Exercise SAMASAMA/LUMBAS 2022)などの共同訓練に参加するとともに、インド太平洋地域の19か国の海軍と共同/親善訓練を実施し、連携の強化、信頼関係の深化及び友好親善の醸成を図りました。
 帰国に際して、第4護衛隊群司令 平田利幸 海将補は、「派遣部隊の活動を通じて、「力による現状変更の試みは許さない」という我が国の強い意志と、志を同じくする国との強い絆を示すとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現、そして我が国にとって望ましい安全保障環境の創出に大きく貢献した。これは、隊員1人ひとりが高い使命感をもって各々の持ち場において与えられた職責に最善を尽くした賜物であり、任務を完遂した隊員の献身に敬意を表する。隊員のご家族、ご友人等の深い理解と温かい支援、厚く御礼申し上げます。」との自衛艦隊司令官 湯浅秀樹 海将の慰労の辞を代読しました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋の実現」の実現に向けて同盟国・友好国と連携して、共に行動し、インド太平洋海域の平和と安定に貢献しています。