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令和4年度インド太平洋派遣(IPD22)第1水上部隊の帰国について

 10月5日、令和4年度インド太平洋派遣(IPD22)第1水上部隊である第4護衛隊群(護衛艦「いずも」、同「たかなみ」)は、任務を完遂し、横須賀基地に帰国しました。
 IPD22第1水上部隊は、約4か月の派遣において、柔軟性と機動性という海軍種の特徴を最大限に活用して、インド太平洋地域の25か国の海軍と共同/親善訓練を実施し、連携の強化、信頼関係の深化及び友好親善の醸成を図りました。
 帰国に際して、自衛艦隊司令官 湯浅秀樹海将は、「派遣部隊の活動を通じて、「力による現状変更の試みは許さない」という我が国の強い意志と、志を同じくする国との強い絆を示すとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現、そして我が国にとって望ましい安全保障環境の創出に大きく貢献した。これは、隊員1人ひとりが高い使命感をもって各々の持ち場において与えられた職責に最善を尽くした賜物であり、任務を完遂した隊員の献身に敬意を表する。隊員のご家族、ご友人等の深い理解と温かい支援、厚く御礼申し上げます。」と慰労の辞を述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋の実現」の実現に向けて同盟国・友好国と連携して、共に行動し、インド太平洋海域の平和と安定に貢献しています。