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日米加共同訓練(ノーブル・レイヴン22―2)について

 9月23日~10月1日までの間、IPD22第1水上部隊の護衛艦「いずも」、同「たかなみ」及び潜水艦は、米海軍駆逐艦「HIGGINS」、米海軍補給艦「BIGHORN」、及びカナダ海軍フリゲート「WINNIPEG」とともに、南シナ海において日米加共同訓練(ノーブル・レイヴン22―2)を実施しました。
 日本側指揮官、第4護衛隊群司令 平田利幸 海将補は、「今回の共同訓練では、より実戦的な共同訓練を実施したことにより、部隊の戦術技量の向上及び米海軍・カナダ海軍との連携の強化を図ることができました。我々が行動したインド太平洋地域は、世界人口の半数を擁する世界の活力の中核です。この地域を自由で開かれた「国際公共財」とすることにより、地域全体の平和と繁栄を確保していく必要があります。本派遣を通じて、「力による一方的な現状変更の試みは許さない」という我が国の強い意志を体現するとともに、同地域における海上交通の安全を確保し、もって国際社会の繁栄に貢献しようとする我が国の強い決意を示せたものと考えます。」と述べました。
 自衛艦隊は、米海軍と平素から連携して共に行動し、様々な不測事態に対する共同対処能力の維持・強化を図るとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・友好国と緊密に連携しています。また、法に基づく海洋秩序を擁護し、グローバルな課題に対処し、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。