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日米IW-TTXの実施について

 8月25日及び26日、自衛艦隊隷下の艦隊情報群は、米海軍第70任務部隊(TF70)とともに、海上作戦センターにおいて日米IW-TTX(情報戦に関する机上訓練)を実施しました。
 日本側指揮官を担任した艦隊情報群司令部の髙橋裕昌1佐は、「日米海軍種は、艦艇や航空機等による従来の戦いに加えて、宇宙、サイバー、電磁波、等の新たな領域や情報発信等による認知領域を含む領域を横断する新たな戦い方である「情報戦」についても、シームレスに共同作戦を遂行できるよう平素から訓練を実施しています。今回の訓練を通じて、情報戦に関する戦術技量及び米海軍との相互運用性の向上を図りました。」と述べました。
 アメリカ側指揮官を担任した第70任務部隊情報戦指揮官カート・モール大佐は、「このような日米の交流は、情報戦における統合した海上作戦を支援する上で、我々の能力に大きな利益をもたらすものです。インド太平洋地域の安定に、海上自衛隊という緊密なパートナーとの関わりがいかに重要であるかを理解し、日米の緊密な関係を示すことができたことを誇りに思う。」と述べました。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国海軍と緊密に連携して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。