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自衛艦隊司令官の米海軍強襲揚陸艦「トリポリ」訪問について

 6月3日、自衛艦隊司令官 湯浅秀樹海将は、陸上総隊幕僚長 牛嶋築陸将及び空自航空総隊副司令官 森田雄博空将とともに、米海軍第7艦隊司令官 カール・トーマス海軍中将の招待に応じて、我が国周辺海域に展開中の米海軍強襲揚陸艦「トリポリ」を研修しました。
 強襲揚陸艦「トリポリ」では、航空自衛隊に導入が計画されているF-35B艦載戦闘機の訓練展示が行われました。また、艦内での第7艦隊司令官と陸海空自の各司令官級の懇談では、力による一方的な現状変更の試みや国連安保理決議に違反する相次ぐ弾道ミサイルの発射等の我が国を取り巻く安全保障情勢について、活発な意見交換を行い、強固な日米同盟を基軸とした第7艦隊と陸海空自衛隊との連携を一層強化することで一致しました。
 自衛艦隊は、司令官から幕僚(スタッフ)レベル、現場部隊レベルに至るまで米海軍第7艦隊と引き続き緊密に連携し、共に行動して、あらゆる事態への即応態勢を維持し、我が国の防衛及びインド太平洋地域の平和と安定に寄与してまいります。