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自衛艦隊司令官のフランス共和国レジオン・ドヌール勲章受章について

 6月2日、自衛艦隊司令官 湯浅秀樹海将は、駐日フランス共和国大使館において、日仏両国の連携強化への功績として、レジオン・ドヌール勲章(シュヴァリエ)を受章しました。受章式では、フィリップ・セトン駐日フランス大使、国防武官、大使館関係者に加え、カール・トーマス米海軍第7艦隊司令官、鬼木誠防衛副大臣、大野内閣府副大臣の列席を賜りましました。
 湯浅司令官は受章に際して、「今回の受章は、私個人に対してと言うより、これまでの海上自衛隊とフランス海軍が長年にわたり積み重ねてきた友好の歴史に対して、さらには現在進行形で関係強化に努めている海自隊員総員に対して贈られたものであると認識しています。また、自衛艦隊司令官である私に対して、今後も日仏間の絆の強化に尽くしてほしいとのフランス海軍の期待が込められた受章であると捉えています。本受章に対し心から感謝しつつ、自衛艦隊司令官として、日仏海軍間の更なる関係強化に尽力してまいります。」と述べました。
 自衛艦隊は、「自由で開かれたインド太平洋」の重要パートナーであるフランス海軍との共同訓練や国連安保理決議で禁止されている北朝鮮船舶との洋上での物資の積み替え(「瀬取り」)等に関する警戒監視活動等を通じて、日仏海軍種間の連携を強化・深化させています。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国防衛に全力で取り組むとともに、司令官から幕僚(スタッフ)レベル、現場部隊レベルに至るまでフランス海軍と引き続き緊密に連携して、インド太平洋地域の平和と安定に寄与してまいります。