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エイブラハム・リンカーン空母打撃群との日米共同訓練について

 4月8日~18日、第11護衛隊の護衛艦「いなづま」は、我が国周辺海域(日本海・東シナ海・西太平洋)において、米海軍「エイブラハム・リンカーン」空母打撃群とともに、日米共同訓練を実施しました。
 日本側指揮官を担任した第11護衛隊司令は(稲葉忠之 1等海佐)は、「今回の米海軍空母打撃群との実戦的な共同訓練を通じて、部隊の戦術技量及び米海軍との相互運用性の向上を図ることができました。海上自衛隊と米海軍は、今回の訓練のように平素から緊密に連携して共に行動し、様々な不測事態に対する日米共同による対処能力の維持・向上を図っています。」 と述べました。
 我が国周辺においては、力による現状変更の試みや挑発行為が存在し、これらは、我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて許されるものではありません。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、強力な日米同盟の抑止力・対処力に基づく我が国防衛に万全を尽くすとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、基本的価値を共有する多くの国と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。